認めたくないのだ
自分の無価値さと、誰かのメランコリー
忘れたくないよな
くすんだ声も覚えてるのに

浮かぶ記憶のなか
揺蕩う海の底、君の背が見えた
規則正しいよな
生活超えて今日はバスを待つ

夕凪を裂いて雲を払ったら
僕はどう生きよう?
雲を描いて言葉になっても
君は遠く願うのでしょう
計画はないぜ、今日が暮れたって
明日は何処へ行こう?なんて
馬鹿みたいだ、馬鹿みたいじゃん
それでも行けよ

未来から僻んで、何もいらないぜ
少し強がって息を吸う
暗いだけの声じゃ明日も変わらない?
そんなこと知らね、今日も歌う
揺らいだ音楽が宙に消え去って
深くまで沈んで何処かへ行く
昔のことなど思い出せないからこんな世界の隅で
歌っている

息を吸って吐くことさえ億劫だ
恥ずかしいことだけ覚えてくから
恐らく霧はまだ晴れぬ様で行先もわかんない、けど
頭上に佇む月を頼って、僕らはまた長い旅に出るのだ

空白を切って空が白んでも
僕は僕でいよう
空が泣いて青く沈んでも
君は君でいるのでしょう
さよならが着いて今日が暮れたって
僕らここにいた、なんて
馬鹿みたいで、やりきれないけどお願い
どうか、どうか笑っていて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天体巡行 歌詞

閲覧数:55

投稿日:2023/08/08 20:34:08

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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