裏庭でポツリ 晴れを待つ
枯れ果てた虹 風の記憶
誰も知らない 細道で
忍び込んだ夕暮れ

鉄の積み木と 唸る象
眩しいだけで 嫌気がさす
ひとりじめの 静寂を
密かに邪魔したの

それは唐突のファンファーレ
火花の消えないクラッカー
埋まることの無い隙間を
少しだけ狭くした

綺麗に咲いた 小さなお花
生き方は一人で 覚えたの
いつかは枯れる ただその日まで
気高く強くありたいわね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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