清んだ夜に眠るのは
君への、

(間奏)

A
重ねた間違い(あやまち)を
誰より知るのは僕自身で
胸の一部が痛むのに
安堵するのも僕自身だ

もう嫌いになって
できればそのまま置いていってよ
そんな我儘を繰り返し
終わらないでよと願うんだ

B
もう戻れない分岐点を
もう一度 もう一度と
求めてはまた夜に呑まれる

S
君の隣で生きる日々が
変わらないように 壊れないように
僕はまた嘘を吐く(つく)
「大丈夫」って 「心配ない」って
誤魔化すように微笑む

A
次々 剥離した
脆い輪郭のその隙間から
情けない弱さが滲むから
僕は深々と見栄を被る

(間奏)

B
「さよなら」をして また「おはよう」
また笑う ...笑えるかな?
今日も君は微笑む(えむ) 責めるように嗤う(えむ)

S
「君のその手で終わらせて」
そんな子どもじみた 自分隠そうと
僕はまた嘘を吐く(つく)
「もういいんだ」と「忘れていいよ」と
あやした僕が泣きそうだ

C
闇に溶けた僕の弱さを
月だけが明るく灯す
シンと冷たい光のなかで
目が冴えていく

(間奏)

S
君の隣で生きる日々が
変わらないように 壊れないように
僕はまた嘘を吐く(つく)
それは勝手な 我儘なエゴだと
どこかでは気づいていたのに

S
君の一番嫌いなことで
繕うとしてた 繋げようとした
僕の得意な嘘は
「もう戻らない」「もう戻れない」
こんなところまで進んだ

(間奏)

清んだ夜に募るのは
君への愛と嘘

清んだ夜に募るのは
君への愛と嘘

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】愛と嘘

ーー清んだ夜に募るのは、君への愛と嘘ーー

80作目です。

君を愛する僕と、君を騙す僕はどうあがいても同じ一人なんだ。どちらも欠けちゃいけないけど、どちらかを捨てなきゃ壊れそうな僕だ。


そんなイメージです。
いつも通り、お好きなように使っていただいて大丈夫です!

Twitterでも連絡できます、@ajinori_rino

閲覧数:196

投稿日:2018/01/19 23:55:36

文字数:654文字

カテゴリ:歌詞

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