ふと目が覚めた
午前十時ころ
耳鳴り 既視感
気のせいだと棄てた
ベルトを絞めた
切れたアクセサリー
賞味の切れた
パンを口へと運ぶ
見知りの路
左折する
サイレンの音
に気を取られ
騒動に騒音 すり抜けて
駅 ホーム
階段 踏み外し
瞬間、宙に浮いていき
死線の先へ堕ちていく
錯乱状態の中で
最期に見えた歩く僕
光が差した
午前十時過ぎ
何気に見える
五月蝿(うるさ)さを窓際へ
嫌気がさした
日々の優劣など
スタンド上げて
サドルへと跨った
馴染みの路
右折した
下り道
ふいに加速する
白線の小石を避けたとき
目の前に黄色と黒の模様
器用なほどに砕けてく
不器用な僕が消えていく
薄れる感情に任せて
最期に見えた赤い僕
工事のトラックつんざいて
たちまち僕は消滅する
次の僕へと伝えてくれ
前も今も分からないんだ
なんだか寒い残暑過ぎ
冷たい僕が出来上がり
血生臭い馨(かお)りの中
最期に見えた見てた僕
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