白骨化した怒りが
埋葬されたその土に
花を捧げる少女の
笑った白い顔　果てしない青い空

くすんだ空　息を殺して
アスファルトは黙り込んだまま
隣は他人　右も左も
君だけが浮かんで見える

空気よりも冷たい　君の気配が
僕の首を締め付ける

逃げたいや　逃げたいな
手紙っていうのも　陳腐すぎるんだ
逃げたいや　今何時？
酸素ボンベはまだ起きないのか
そんな筈ない　もう昼過ぎだ
ああ　繋がらない　繋がらない
逃げたいや　逃げたいな
逃げたいや　逃げようかな
…やっぱ無理だ

骨になって風化した
笑った少女の埋葬地
コンクリートで固められ
今日もたくさんの足に道を与える

空気が冷たいんだ
隣の君が
僕の全てを八つ裂きにする

逃げたいや　逃げたいな
手紙っていうのも　陳腐すぎるんだ
逃げたいや　今何時？
酸素ボンベはまだ起きないのか
そんな筈ない　もう昼過ぎだ
ああ　繋がらない　繋がらない
逃げたいや　逃げたいな
逃げたいや　逃げようかな
…やっぱ無理だ