千本桜 ~脱走姫様~ 第七話

投稿日:2012/06/04 10:34:09 | 文字数:2,001文字 | 閲覧数:345 | カテゴリ:小説

ライセンス:

兄さん利用されてますね……w

メイコ姉さん長髪だったのかよ!ってな人は↓へ
http://piapro.jp/t/reYE

今回出てくる『ミキ』はmikiですので。




千本桜
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15630734

本家様

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

第七話 ―二輪車転がし―


目が覚める。
今日も宿に泊まった。
料金は全てカイトが支払うことになっている。
ハルが

「ここには二階もある部屋があるんですねー」

と言ったため、二階つきの部屋に泊まっている。
寝室は二階である。
――カイトさんも典型的なバカだな。
レンはそう思いつつ、大あくびをしながら二階から一階へ降りていく。

「ふぁあぁ~……。えぇえ!?」
「レン~?どうしたのぉ~?…って、えぇえ!?」
「二人ともこんな早朝から…って、えぇえ!?」
「ミクさんどうしたんですか…って、えぇえ!?」
「Een brand!?…って、えぇえ!?」
「みんな朝から元気d((ry

「あら、みんな早いわね。おはよう」
「お、おはようございます。それよりその髪…」
「あ、これ?ウザったくなったからばっさり切ったのよ」
(なんで俺だけ『((ry』なんだ…)

昨日は腰ほどの長さだった髪の毛が、肩ほどの長さになっている。

「そんなに驚くこと?」
「驚きますよ。なあ、リン」
「うん。朝切ったんですか?」
「えぇ。4時に目が覚めたものだから」

みんな茫然として立ち尽くしている。

―――カイトを除いては。

「めーちゃん、久しぶりだね。その髪型。やっぱりそっちの方が似合っているし、何より美s…『ゴン』
「バカなこと言わないでちょうだい。あんたに美しいなんて言われると、蛆虫がわきそうだよ」
(なんで常に煙草があるんだよ…)

レンは心の中でツッコんだ。
ミクとリンとルカは呆れ顔で、ハルは困り顔である。
5人の心の声じゃ同じだった。

『メイコさん、大変だな』

7人は朝食をとると、宿を出てまた北の方へ向かった。

「もうちょっとで武蔵だね!」
「そうだな!」

レンはカバンから地図を出し、広げる。

「あと3600尺ぐらいだな」
「えーと」
「リンちゃん、10町よ」
「あぁ!ありがとう、ミク姉」

歩きつつ、道行く人にハルとルカの妹のことを聞く。
しかし、誰もが首を横に振る。

「江戸で聞いた中ではついに誰もいなかったね…」
「妹はどこにいるのかしら…」
「私も何か思い出せるといいのですけれど…」

ハルが暗い表情になった。

「ハルちゃん、気に留めることはないさ」

カイトが精一杯かっこつけるのを、ミクが手で押しのける。

「そうだよ、ハルさん。ルカさん。気長に探していこう。誰も私のことを王女だとは思わないよ」
(確かにって言ったら怒るかな…。ミク姉…)
「そうだよ!あたし達も頑張りますから!ね、レン!」

リンがカイトをさらに押しのける。

「あぁ、そうだね」
「頑張りましょ」
「みなさんありがとうございます…」
「妹が早く見つかるように私も頑張ります!」

武蔵は江戸と比べていくらか田舎っぽい感じがする。

「あ!ミク姉!あれ、自転車じゃない?」
「本当だ!寄っていこう」

ぞろぞろと自転車屋に近づいていった。

「いらっしゃいませ。自転車をお求めですか?それとも修理ですか?」

長い髪をポニーテールにしたミクと同じぐらいの年の女の子が出てきた。

「歌琉(カル)姉、お客さん?」
「ええ。美紀(ミキ)も手伝って」

奥から腰よりも長い髪をなびかせて出てきた。

「自転車を見たいのですけれど」
「どうぞ。こちらが今一番売れている自転車です」

ミクが自転車に近寄る。

「これがあったら探すのも楽になるよね」
「すすむ距離も、歩きに比べて断然長くなりますね」

ルカが同意した。

「ミク姉、問題は料金だよ」
「そうだね…。あ!ハルさん、ちょっとこっち来て」

ミクがなにやらハルの耳に手をあてて、こそこそしゃべっている。

「よろしく」

ミクが親指を立てる。

「あの、これっていくら位するんですか?」
「これは20円ですね」
「そうですか…。桜花国の上級大将なら、こんなお値段たやすいものなんでしょうけど、何せ私は一般j…」
「ハルちゃん、僕がそのお望みを叶えてあげよう」
「本当ですか!?じゃあ、7台買ってください!」
「え…う、うん……。ハルちゃんのためなら……」

結果からいうとミクの思惑通りになった。

「ありがとうございました~」

カルとミキが笑顔で手を振っている。
相当な稼ぎになったのではないだろうか。

「お店の得にもなったし、あたし達も超お得だし、ミク姉ナイス!」
「フフフ♪利用できるものは利用しないとね…」
「カイト、太っ腹ね!」
「見直しましたよ。ただの変態ナンパ野郎じゃなかったんですね!」
「ルカ、いろいろ余分だ」
「え、えーと。とにかく、ありがとうございます」
「僕はハルちゃんのその一言を聞くために買ったんだ!」
(うわー、いいように使われただけなのにな)



7台の自転車は明治通りを走っていく。







小説をマイペースで書いてます。

 
年少組が好き。

リクエスト等ありましたら、メッセージにお寄せください。
リクエストといっても、曲の場合は曲をモチーフにして自分の世界を勝手に広げる二次創作小説になりますが。
 
アイコンはなつめ亜佐様に描いていただきました。
中学生なうでいらっしゃいます。
絵柄がとてもかわいいですよねw


現在、初音ミクの消失をもとにした小説を書いています。→完結しました。

http://piapro.jp/t/9DU2

一話目
 
http://piapro.jp/t/9LeS

設定


現在、千本桜をもとにした二次創作小説を書いております。

http://piapro.jp/t/AUcW

一話目(プロローグ)

もっと見る

作品へのコメント1

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • userIcon

    ご意見・感想

    こう考えて見れば、自転車って江戸時代からあったんだねww
    あの後輪がちっちゃいやつでしょ?ww

    めーちゃん、髪切った?(お昼のサングラスの人風にww
    長いのあまり想像できないよねw 

    2012/05/30 01:20:12 From  しるる

  • userIcon

    メッセージのお返し

    千本桜のPVでも出てきますが、あの後輪が小っちゃいやつですww

    切りました?w

    はっきり言って想像できませんねw

    想像しようとするとパn(ry

    2012/05/30 21:05:58 june

オススメ作品10/26

もっと見る

▲TOP