『君の心の傷を癒やしに来たよ』


―ボクの正体は君自身。
君だけのためのヒーローだよ。




ボクはハートリペアマン。


―夜中3時―
ボクは君の狂気で目が覚めた。
最近、君の様子が変だったって事は知ってるけど、まさか君がここまで自分を追い詰めてるなんて…。

ボクは服の上から急いで白衣をひっかけ、聴診器を首に提げ、眼鏡を掛けた。
そうこれがボクのハートリペアマンとしての正装。医者の姿だと視覚上、相手より上の立場でいられる確率が高いからという理由からだ。ただ一つボクは決定的なミスに気付いた。

「ちょっと…まずくねーか……?」

今のボクは鏡に映し出したように彼女と全く同じ髪型をしている。このままじゃ一番まずい。何故なら、今彼女が一番嫌いなもの=自分なのだから。
そこでボクはヘアゴムを取り出す。
だいぶ高い位置で髪を縛れば、ボクは少年に見える。というより、ボクは元々彼女の理性という存在で彼女と逆の性別だ。

「よしっ…これなら彼女を説得出来る」


ボクは初出勤に少し緊張を覚えながら、彼女の心の内から声を掛けた。


『君の心の傷を癒やしに来たよ!』


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハートリペアマン[序章]

レンが医者の姿をしたヒーローストーリーです。楽曲絶賛制作中ですが、どうも逆視点が先走るww

真面目に書きます。←←
誰か絵書きたい人いないかな…((殴


ちなみに彼女は勿論…あの子です(笑)

閲覧数:225

投稿日:2013/04/19 19:04:46

文字数:492文字

カテゴリ:小説

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  • 弥生

    弥生

    ご意見・ご感想

    絵かきたいな…(((

    楽曲wktk!
    この設定すごく好きです♪

    2013/04/19 20:29:40

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