手のひらで押さえつけていた記憶は
指の隙間から抜け落ちて私を襲う
考えないようにしていたいくつもの
秒針すら忘れていく思い出を拾う
闇であれば見えなかっただろう
残念なことにまだ光を呼んでいる
優しい記憶ばかり溢れてくるのは
枯れたことのない涙が知ってるかも
もうここにいないことを何度も確かめた
そう心にないものを何度も追いかけた
誰にも伝えてはいけなかったんだ
口にしてしまえばリボンがほどけてしまう
消耗しきってねじれた可能性ですら
空を見てなにかを感じられるのに
つま先で踏みつけていた希望は
靴の隙間から這い出ては私を食らう
忘れようとしていたいくつもの
反論すら許されない願い事亡くす
過去であれば消えなかっただろう
肝心なことは今明かりを感じてる
愛しい記憶ばかり満たされてくのは
癒えることのない傷から病んでくかも
ああここにいたいことを何度も叫んでた
ただ心地の良い場所に何度も逃げていた
君には伝えなきゃいけなかったんだ
口を閉じていたら孤独が逃げてしまう
反響しあって潰れた可逆性ですら
星を見てどこかへ飛んでいけるのに
初めて入ったキッチンみたいなんだ
スプーンを探すのに何もかも開いて
お茶に誘うには疲れ切ってしまって
やっぱりそのまま眠りについている
誰にも誘われないパーティみたいなんだ
隅っこに立ってはしなびたワインを回す
ダンスに誘うには冷え切ってしまって
やっぱりそのまま酔いにまかせている
正解のない問いで自分を責め続けるのは
なによりも甘くてなによりも楽なんだ
ああここにいたいことを何度も叫んでた
ただ心地の良い場所に何度も逃げていた
君には伝えなきゃいけなかったんだ
口を閉じていたら孤独が逃げてしまう
完成しきって途切れた疑問形ですた
道を見て誰かを思い浮かべたのに
例えば
そうだね
君の声とか
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