心中メソッド



錆びついた
心の奥底に
眩しすぎる程の
光が差し込んでくる


縛られた
心の表面に
強すぎたハズの
闇が漏れ込んでいた


なんでもないような存在の僕は
誰と関わることもなく
どうでもいいような僕の存在は
誰に理解もされないまま


生きてる価値?なにそれ?
とでも言うように
この世界に興味すら感じなくて
ここに居ること?問題か?
どこでもいいようにただ聞き返してた


人とは違ういきものでも
価値観は強いものですと
全てを投げ出したとしても
ここにいる価値はありますからと


あなたの存在維持は
どうでもいいなんてありえなくて
ありえないからこそ
ここにいる価値はありますと


しつこいような物言いの君に
僕はうんざりして
どうでもいいような顔して
聞かぬふりして聞いていた


そんな君は存在の話してるくせして
自殺してしまうなんて
ありえない話だよな。


人とはわからないものだと
僕はまた自分の殻に閉じこもってしまった。


でも、きっとまた。いつの話だ?
殻から出る機会を伺って
出たい?嘘つけ。
二人の自分が争っている


自分の存在を
ホントは示したいくせに。
うんざりした僕がつぶやくと
誰かを待ってるんだよ。と
もう一人が言う。


誰かに助けを求めて何十年
もう無理かもしれないと諦めたら
ぼんやりとした影が


「つかまって」と。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

心中メソッド

閲覧数:109

投稿日:2012/05/06 12:15:57

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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