その慟哭その掌から 今も眼を背けている
迷った軌跡 振り払い 引いていた指
そんな過去の日々に慣れていたとしても

幾つの 咎を重ね 数えきれずに
このまま 果てしなき 火種消えるまで 
流血が 止むまで

若い歴史学者なら 抱きしめ崩折れた時代の頁
ありふれた綴りで 紡がれる虚ろな虚言でも
西の預言者らは 諦め投げ棄てた時の啓示
廃屋の彼方を 見据える視線の先には


毀れ落ちた外路地見ながら 今も立ち続けている
守った少女に 手を伸ばし寄り縋るような
そんな狡い人間に成り果てていても

どれだけ 夜が過ぎて 忘れるんだろう
このまま終わりなき 悪夢が醒めるまで
心臓が 止むまで

旅の吟遊詩人から 忌まわれ鎖された時の舞台
追憶の帳の 引く手を持ち得ぬ 誰にも
北の指導者らが 抗い生み出した時の鳥篭
天蓋の空でも 羽ばたく少女の為にと

***(以下ひらがな)

そのなきごえそのてのひらから いまもめをそむけている
まよったきせき ふりはらい ひいていたゆび
そんなかこのひびになれていたとしても

いくつの とがをかさね かぞえきれずに
このまま はてしなき ひだねきえるまで 
あめが やむまで

わかいかこよみなら だきしめくずおれたときのページ
ありふれたスペルで つむがれるうつろなうそでも
にしのさきよみらは あきらめなげすてたときのけいじ
はいおくのかなたを みすえるしせんのさきには


こぼれおちたがいろじみながら きょうもたちつづけている
まもったきみに てをのばしよりすがるような
そんなずるいひとになりはてていても

どれだけ よるがすぎて わすれるんだろう
このままおわりなき ゆめがさめるまで
かねが やむまで

たびのうたよみから いまわれとざされたときのステージ
ついおくのとばりの ひくてをもちえぬだれにも
きたのみちよみらが あらがいうみだしたときのケージ
てんがいのそらでも はばたくクロエのためにと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞応募用「Chloe(仮)」

デトさんの作品に応募させていただきました。
http://piapro.jp/content/30pncf9w4w2k1jp4

歯切れが悪いといいますか、起承転結の起承で終わってしまった感が否めず不完全燃焼気味ですが
あまりの既に応募されている方々の作品数と良歌詞の多さにチキン心から敵前逃亡しそうな悪寒がひしひしとしてきましたので一先ずの投稿をさせていただきました。
まだまだ応募期間がありますのでゆっくり練り直して行こうと思います。


欲を言えば1番2番の後に(今の流れをA→B→サビX2だとして)
Bパート+ゆっくりめに転調した繋ぎのサビ+若干オケが盛り上がり気味のサビX2くらいの
追加パートをいただいて転と結を繋げたい欲望にかられ気味です(笑)


09/06/14
結局あまり大きくは弄れませんでしたが、少し修正してこれで完成、ということでお願いします…!
こっそりと次のページには前にお伝えしていた欲望に塗れた追加パートを封印してあります、とか。←

閲覧数:257

投稿日:2009/06/14 00:07:09

文字数:829文字

カテゴリ:歌詞

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