僕は君が欲しい。
何をしてでも君を手に入れたい。
君に触れるものは、君を狙っている。
君に触れるのは僕だけで良いんだ。
君の笑顔を見れるのは僕だけでいい。
「おはよう、カイトさん」
「おはよう、メイコさん」
君の声はやはり美しい。
その声を聞くのも僕だけでいい。
「メイコさん、今日は空いていますか」
「ええ」
「いっしょにディナーでも」
「いいわね、何時にする?」
「えー8時からで」
「わかったわ」
その笑顔はやはり美しい。
「さあ、仕事仕事。」
その美しい華のような姿、だれにも見せたくない。
そのために今日は・・・・・・


「仕事お疲れ様。」
「さ、行こうか。」

「ここ、一番人気のお店なんだよ」
「へぇー」
「予約してた始音と咲音です」
「はい、かしこまりました。」
「さ、行こう」
「ええ」


「本当、さすが1番人気のお店ね」
「でしょ?」
まだ・・・・まだこの時ではない。後で、彼女を僕のものにするんだ。僕のものにさえなってくれれば僕はそれでいい。


「ご馳走様」
「ねえメイコさん。うちに来ませんか」
「?えぇ、いいわよ」


「どうぞあがってください。」
「お邪魔します。」
「ちょっとまっててくださいね」
「いいわよ」
もうすぐ僕のものに・・・・・・
「お待たせしました」
「はい、おかえり-」






グサっ






僕のものにようやくなった。
さあ、いっしょに、ずっといっしょにいましょう。
ずっと永遠に、これで君を手に入れることができた。
さあ、僕も君といっしょにいるよ。





グサっ













―――――BADEND.

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あなたはずっと

ヤンデレカイトが書きたかっただけ。

閲覧数:107

投稿日:2012/04/30 15:40:32

文字数:692文字

カテゴリ:小説

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