【Aメロ】
淡雪(あわゆき)が降りる 辺り一面に
広がる旋律 それは花吹雪
どうか消えないで 小さなぬくもり
逢瀬の季節は いつまでも溶けず

【Aメロ】
透き通る水面(みなも) 花びらが揺らす
ようやく気付いた 他人(ひと)には遅れて
かじかんだ指が 今生(こんじょう)のうちに
君に触れること できないとしても

【Bメロ】
待ちわびた春を映す
終焉と共に 散る吐息

【サビ】
ひらり 舞い落ちた桜
はらり もう君には戻れない
春の野原に降りくるは
心を映す風花(かざはな)よ

【サビ】
いつも 掻き抱いていた
君は 久遠(くおん)のその先にいる
闇の桜は仄白(ほのじろ)く
誰が其(そ)れともわからずに


【Aメロ】
白梅(しらうめ)のような 香りはせずとも
なにより儚き 現(うつつ)の幻想
長い長い夢 追いかけ続けて
やがてたどり着く 桜色の君

【Bメロ】
暖かな雪が積もる
その指先から 咲く命

【サビ】
ひらり 舞い落ちた涙
はらり もう元には戻れない
結びし水は溶けゆくも
胸の氷はまだ冴えて

【サビ】
風が 空を泡立てて
遠く 花筏(はないかだ)を見上げては
晴天の今 樹の下で
交わす契りの艶姿


【Cメロ】
紅にも 薄墨(うすずみ)にも
なれぬ私は 哀しき恋に 堕ちる


【サビ】
ひらり 舞い落ちた桜
はらり もう君には戻れない
春の野原に降りくるは
心を映す風花よ

【サビ】
くゆり 昇りゆく煙
せめて 空で一つになりたい
六花(りっか)のごとく純潔の
人の生き様 散華(さんげ)の夜(よ)

【Aメロ】
いつの日かこの身 もし果てるならば
雪かと見紛(みまが)う 花にうずもれて

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  • 非営利目的に限ります

雪桜

共に散る事が 叶わぬならば
せめて次の世で そのぬくもりに触れたいの

ゆきざくら。

閲覧数:231

投稿日:2008/10/13 01:49:56

文字数:712文字

カテゴリ:歌詞

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