(A1)
両手を広げて
「羽根になれ」と
遠いあの日の夢
不意に蘇る

(B1)
諦めがいいのが
大人になることだと
傷つかない言い訳を
いつも求めていた

(A1')
胸の蒼い闇
向かい合って
切り捨ててきたものの
痛みに気がつく

(B1')
『夢は呪いだから
　叶うまでは解けない』と
思い出す　一言が
なぜか　今　沁みるよ

(C1)
その手　伸ばしてみて
私に触れて
傷ついた指を　そっと
包むことはできる

声を　重ねれば
あなたが見える
この歌を　感じたら
あなたらしく
応えてみて

(A2)
枕元　閉じた
物語は
太陽に向かった
イカロスの翼

(B2)
たとえ落ちるだけの
無謀な羽ばたきでも
何もせず　嘲笑(わら)うよな
私は大嫌い

(A2')
自分で描くの
この空へと
歌を羽根に変えて
心を翔ばそう

(B2')
あなたと手を握り
みんなで声を合わせて
ただ一つ　愛の歌
あの虹を　越えるよ
つばさ

(D)
どんな時にも思い出して
心は歌い続けてる
喜びも涙も

(B3)
まだ本にならない
物語の続きは
私たちが育んで
綴るものだから

(C3)
翼　風を受けて
この惑星(ほし)　巡る
たくさんの壁を越えて
歌を届けていく

響け！この声よ
光も闇も
柔らかな羽根のように
全てを包む
歌よ　響け

ライセンス

ツバサ

ひぃ熊

◆解説◆
アルバム11曲目に収録されています。
いつだって心は歌い続けているから
空も飛べるし地にも海にも潜れるのです。
という辺りが私なりの着地点、ということで。
仮面ライダー555の有名なセリフ、
モチーフにさせていただきました。
めぐみは実は特撮とかアニメとかホラーが
好きなんです、という作詞者だけの裏設定(^^;)