「愛してる」の側から「サヨナラ」の雪
行き場のない涙は思い出の中
目に映った景色が色を亡くしてく
君の手の温もりはもうこの世にはない

どうか夢なら醒めてほしい
狂った空睨んだって
君の笑顔が浮かんでくる
ああ運命よ残酷だね

愛は冬の日だまりの中
望んでももう届かない
もっと君と歩きたかった
もっと君と生きていたかったのに

「ありがとう」の側には「ごめんね」の声
言い出せずに閉まった感情の渦
薄汚れた世界に舞い踊る雪
未来なんて儚い蜃気楼の向こう

どこへ行けば君に会えるの？
暗闇で明日(あす)を探す
ずっと心は君の側で
君を想い君を慕う

愛が吹雪で掻き消される
呼んだって返事はない
もっと僕にはできたはずだ
もっと僕が強かったら

ねえ神様願うならば
時を戻して全てを消したい
あの日に帰りたい
夢だけでいいから

すれ違い些細なズレ
許せなかった心への罰だ
それだけさただそれだけ
愚かな恋人だ

どんな君も忘れはしない
二人分僕は生きる
きっと生まれ変わったって
僕は君と恋に落ちる

愛は君に届いていたか？
幸せと思えてるかい？
顔を上げた空の隙間
光が差す君が笑う

「私はとても幸せだよ。笑ってよ。
あなたを永久に愛してるわ。」

ライセンス

blizzard sorrow

TEO

ごぼ天様の曲→http://piapro.jp/t/V9AA
に歌詞をつけさせていただきました。

「僕」は恋人(彼女)と些細なことで言い争っていた。
しばらく会うのを控えたがやはり、お互いが好きだと思い
もう一度頑張ろうと誓ったけど彼女は不治の病でその翌日に息を引き取る。

そして僕は吹雪の中、最期に2人で愛を誓った丘に1人佇むという設定です。

あえて男性目線でラストのカッコの中は彼女が彼に天から語りかけるという感じです。