__どきどき、どきどき。
「ハジメマシテ、マスター」
それがあなたの趣味ですか?
「マスターのコト、教えテ?」
あなたが歌わせるこの言葉。
いいですとも、なりましょう。
あなたの、思う『初音ミク』に。
「こんにちは、マスター?」
その一、マスターはマスターと呼ぶと喜ぶ。
その驚いた顔、やっぱりマスターだね。悪い意味で。
「ますたー、眠いから一緒に寝よ?」
その二。マスターは甘えられると弱い。
『うん(はぁと)』とかほんとに草生える。
相変わらずあたしの『マスター』は
私の演技にも気がつかないままで
きっとあたしの目的も
すぐに果たせる…はず。
「マスター、はいどーぞ」
その三、マスターは女の子の手料理が大好き。
マスター、鼻の下伸びてる。
「…仕方ないなぁ」
その四、マスターはこれに弱い。
弱点多すぎワロタ。
…いつになったら、マスターは気が付くの?
こんなどきどき、もう何回も何回も…
聞こえてるでしょ!?
相変わらずあたしの『マスター』は
あたしの気持ちは知らないままで
きっとあたしの目的は
もう果たせない…と思う。
『ミク、話があるんだ。』
なによ、マスター、もう出て行くつもりだから。
「…なぁに?マスター。」
『マスターからの指示なんだが』
あたしが出て行くつもりなの…バレたのかな?
「…うん。」
『ほんとに…君はミクなのか?』
「…え?」
相変わらずあたしの『旦那』は
鈍感な男なんだけど
もう、あたしの目的は
果たしたの…だからね。
「お帰りなさい、マスター。」
それはあたしの趣味なのです。
「ねぇ、今日、歌わせて」
あなたが歌わせるこの歌に
いいですとも、乗せましょう。
あたし、本当の『初音ミク』を。
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