深い海のような夏の空に
足音も立てずに君は溶けた
ずっと水面の底に言葉を隠して
傷みを避けてきた
今更あの時なんて思ってみても
風が運ぶ夏の暮れの香りも
もう二度と君には伝えられない
言えずにいた藍色の言葉も
花束と涙が枯れた今も
僕はまだ虚な心のままだ
君に言いかけてた言葉が今でも
喉につまりそうだよ
君がいなくなるなんて思わなかった
夏の果てを惜しむ蝉の声が
何度も君を思い出させる
その度に唇を噛むのだろう
いつかは僕のこの命も
終わる時が訪れるの
心臓の音が鳴り止む前に
言えずにいた言葉を
今更あの時なんて思ってみても
風が運ぶ夏の暮れの香りも
もう二度と君には伝えられない
言えずにいた藍色の言葉も
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