【…---…】

黒色　世界で私は　ちっぽけで
宵闇　微かな耳鳴り　響いてる
ひたひた　心に溢れる　水たまり
辛いよ　声も　嗄れたまま

灰色　人の考えは　読めなくて
透明　私の存在　解（ほど）けてく
夢見た　理想と現実　その違い
折り合い　諦めも　苦しくて

虹色　反転の信号　モノクロに
朝焼け　差し込む光も　目に沁みる
孤独な　夜を抱えては　独り言
ああなぜ　眠れない　眠れないの

笑顔　涙　そんな気持ちが　もう
全部消えて　冷えてく感覚がね
眩暈　痺れ　そればかりが
私の　こころを

壊して　固めて　どうにか　しようと
Sacrifice. Ominous. Stagger. 暴れ回り
吐き出す


藍色　寂しさに染まる　この身体
冷たい　ベッドはいつでも　柩のよう
ララルラ　口ずさむ歌は　そのままに
眠いよ　瞼　閉じたまま

紅色　皮膚に滲むのは　温かさ
昼過ぎ　全ての輪郭　ぼやけてく
慰め　光の前では　儚くて
影だけ　煌々と　深さを増す

未来　希望　そんなもの達さえ
持てないくらい　強張った身体を　さあ
彼方　どこへ　引きずってさ
私のこの　いたみを

閉じ込め　虐めて　空虚に　しようと
Suppression. Oppression. Sorrow. それでも今
闘い　抗い　命を　生きると
Sacrament. Obdurate. Solitude. 誰かに
見つけて　ほしくて


＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋


　くろいろ　せかいでわたしは　ちっぽけで
　よいやみ　かすかなみみなり　ひびいてる
　ひたひた　こころにあふれる　みずたまり
　つらいよ　こえも　かれたまま

　はいいろ　ひとのかんがえは　よめなくて
　とうめい　わたしのそんざい　ほどけてく
　ゆめみた　りそうとげんじつ　そのちがい
　おりあい　あきらめも　くるしくて

　にじいろ　はんてんのしんごう　ものくろに
　あさやけ　さしこむひかりも　めにしみる
　こどくな　よるをかかえては　ひとりごと
　ああなぜ　ねむれない　ねむれないの

　
　えがお　なみだ　そんなきもちが　もう
　ぜんぶきえて　ひえてくかんかくがね
　めまい　しびれ　そればかりが
　わたしの　こころを

　こわして　かためて　どうにか　しようと
　さーくりふぁー おーみにおぅー すーたーっがー　あばれまわり
　はきだす


　あいいろ　さみしさにそまる　このからだ
　つめたい　ベッドはいつでも　ひつぎのよう
　ららるら　くちずさむうたは　そのままに
　ねむいよ　まぶた　とじたまま

　あかいろ　ひふににじむのは　あたたかさ
　ひるすぎ　すべてのりんかく　ぼやけてく
　なぐさめ　ひかりのまえでは　はかなくて
　かげだけ　こうこうと　ふかさをます
　　
　みらい　きぼう　そんなものたちさえ
　もてないくらい　こわばったからだを　さあ
　かなた　どこへ　ひきずってさ
　わたしの　いたみを

　とじこめ　いじめて　くうきょに　しようと
　さーぷれっしょー おーぷれっしょー そーろーうー それでも今
　たたかい　あらがい　いのちを　いきると
　さーくらめーん おーぶどれーぃ そーりてゅぅー だれかに
　みつけて　ほしくて