心臓の鼓動が早い気が する"こんな感覚、前もあった。あの時、俺は上手く気持ちを伝えられなくて自分を苦しめた。冗談混じりに境界線を無理やり越えてステージの前の階段を登るんだ、だから俺には全然いいことが無かった・・・だけど今日は違う、ちゃんと伝えるんだ



「お待たせ」 「もう!遅すぎ!、そういえば今日レコーディングは無しになってライブらしいよ」 「マジ!」 「ねぇ、レン・・・」 「ん?何?」 「・・・ううん、何でもない。それよりダンスちゃんとリードしてよ」 「分かってる、最高のライブにしよう。ミク姉やルカ姉、カイト兄を越える勢いでさ!」 「うん!」
さあ、その手を引いてみようか。練習で散々躓いたダンスをステージという祭壇の上で踊るんだ。目が眩んでも構わないからこの場所で!
アナウンスが入る
「お待たせ致しました、それでは登場して頂きましょう!鏡音リンちゃんと鏡音レン君です!」 二人で一気に階段を登る、一瞬で虹色のようなスポットライトと、昼間の太陽のような照明が二人を照らす。物凄い歓声がホールを包む。
「今日はわざわざ見に来てくれてありがとう!」 「最後まで楽しんでってくれよ!」
キャーキャーとファンが歓声をあげる。モジュールがリンがリアクターで俺がパンキッシュだからいつもよりすごい気がした。
MIDI MASTER!!、ナルシスティックユニゾン、右肩の蝶、炉心融解、様々な名曲を歌って踊った。そして・・・最後の曲
甲高い声がホールを埋めたりして色んな理由で最低な意味が渦巻いたり、いいこと無いけど・・・だからこそここでおもいっきり吐き出す、短い言葉が繋がっている意味、顔もあわせずに毛義らう訳、そんなのいくら探しても見つからないけど、はにかみながら怒っても目を伏せながら笑ってもそんなのどうせ・・・ つまらないだろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

世界が終わる前に2

この前の続きです。次が最後?の予定。話まとまって無い・・・

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投稿日:2010/09/17 10:11:26

文字数:779文字

カテゴリ:小説

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