マスター「今日は初音ミクのお誕生日!というわけでみんなでサプライズパーティを開こう!」
リン「いいね!」
レン「じゃあ思いっきり驚かせてやろうww」
8月31日。ミクの誕生日である。
マスターを含むボカロたちみんなでミクを祝う相談中だ。
MEIKO「あらかじめケーキも用意してあるわよ」
マスター「さすがMEIKO姉さん、準備ばっちりですねww」
KAITO「さすがめーちゃんっす!」
大きなイチゴのケーキがすでにメイコの手配によって用意されていた。
リン「ねえ、マスターは何をする予定?」
マスター「う~ん、花束ならぬネギ束を渡す予定だよ。」
レン「じゃあ俺は・・・」
リン「まあ、まずは定番の何もしらないふりでミク姉をだましてからの・・・」
マスター「みんなで誕生日会をもてなすという方法だな。」
リン「そう!ミク姉、毎年驚いてくれるからすごくやりがいがあるんだよね!」
ミク「う~・・・あれ?みなさんどうしたんでしゅか・・・?
こんなにおそくまで・・・( pω-)?」
リン「Σミク姉!?」
MEIKO「あら、ミクちゃんじゃない、大したことはないわよ」
ミク「ふえ~・・?そうなんでしゅか・・?(*-ωヾ)」
MEIKO「ちょっと適当に雑談していただけだから特に気にしなくてもいいわよ。」
ミク「わかりましたぁ・・・( pω-)」
(トイレに行った後、ミクは寝室に戻った。)
リン「焦った…(´ω`;)」
マスター「MEIKO姉さん、ナイスフォローw」
MEIKO「ミクちゃんが寝ぼけていなかったら回避は難しかったわね」
KAITO「ちょっとミクちゃんの寝室n(ボガッ!!!」
カイトの一瞬の変態発言にメイコは素早く対応する。
MEIKO「変態はやっぱり変態ね・・・バカイト。」
バカイト「グハッ・・・って名前表記までバカイトに!?(´;ω;`)」
レン「ざまぁww」
バカイト「せ、せめて名前表記だけは戻してくれ~(´;ω;`)」
だめです。戻しません。
MEIKO「さて、あの変質者は放っておいて話を進めていきましょう。」
一同「は~い」
バカイト「ちょっ、仲間外し!?(´;ω;`)」
MEIKO「ミクちゃんに手を出そうとした罰よ。明日は部屋から出たらだめ。」
バカイト「そ、そんな、ぼくもミクちゃんの誕生日を祝ってあげたい
MEIKO「部屋から出たらだめよ」(威圧感Max)
バカイト「・・・・・はい(´;ω;`)」
そして、カイトをのぞく全員でミクの誕生日祝いの内容を深夜まで話し合った。
~~~~~翌朝
ミク「ふわぁ~・・・おはようございましゅ・・・( pω-)」
マスター「おはよう」
MEIKO「あら、ミクちゃんおはよう」
ルカ「おはよう、ミクちゃん」
リン「おっはよ~!」
MEIKO「さ、朝ご飯できたわよ。早く食べて支度しなさいね。」
ミク・マスター「は~い」
リン「私はまだ夏休み♪」
ミク「うう~うらやましいでしゅ・・(´;ω;`)」
MEIKO「あら、リンちゃんは課題は済んだのかしら?」
リン「う・・・も、もうちょっとだよ!(;¬ω¬)」
メイコの言葉に顔をそむけるリン。
MEIKO「じゃあ、今日の晩御飯がすんだら見せてちょうだいね♪」
リン「Σえっ!?・・・わ、わかった~(´ω`;)」
MEIKO「それにしてもレン君が起きてこないわね…」
リン「またあのバカレンは寝坊?ちょっと起こしてくる!」
(ドタン!!)
(いって~!リンてめ、このやろ~!)
(あ、お寝ぼけレン君、お目覚めですか?www)
MEIKO「ふふ、相変わらずにぎやかねぇ」
ミク「ごちそうさま~」
マスター「もう食べ終わったの!?」
ミク「マスターが食べるの遅いんですよ♪」
マスター「そ、そんなことないといいたいが事実だからなぁ・・(;¬ω¬)」
マスターは家族の中で最も食べるのが遅いのである。
MEIKO「早く食べないとマスターも遅刻するわよ?」
マスター「げっ、やば!」
ミク&マスター「いってきま~す!」
MEIKO「気を付けていってくるのよ~」
(学校)
クラスメイト「ミクちゃん、今日お誕生日だよね?おめでとう!」
ミク「Σあっ、そういえば今日わたし誕生日だったんだ」
クラスメイト2「まさか忘れてたの?」
ミク「言われるまで気付かなかった~(笑)」
クラスメイト「そういうところが天然っていうかミクちゃんの魅力だよねww」
ミク「Σふぇっ!?」
クラスメイト2「ほんとだよね~ww」
ミク「恥ずかしいからそういうのいわないでくだしゃい///」
ミク(そういえば今日はマスターもメイコ姉さんもだれも誕生日おめでとうって言ってもらってないなぁ・・・
忘れられちゃったのかなぁ)
さりげない会話の中でふとよぎる感情にミクはすこしだけさみしさを覚えたのであった。
(放課後)
ミク「マスタ~、一緒に帰りましょ♪」
マスター「うん、いいよ」
(帰り道)
ミク「えっと・・・」
マスター「ん?」
ミク「あっ、えっと・・・きょ、今日のテスト、できました?(´ω`;)」
マスター「さっぱりだよwwあんなにむずいテストが解けるわけないじゃんww」
ミク「でしゅよね~私も一問も解けなかったですぅ…」
(・・・やっぱり誕生日の話にするのはちょっぴり恥ずかしいな・・)
マスター「この教科さえなかったら、まあまあな成績になるんだろうけどw」
ミク「う~、その余裕そうな発言がなんだか無性にむかつきますぅ~(>□<;)」
マスター「まあ、今日の専門教科は30点を下回ることが確定しているから(・ω・`)」
ミク「それでもほかの教科は私よりも上なんでしょう?(´;ω;`)」
(マスターに誕生日おめでとうって言って欲しいな・・)
マスター「わからないぞ?解答欄を全部間違えていたら0点だってあり得るんだぞww」
ミク「そんなこといって結局私より高い点数とって自慢するんでしょ(´;ω;`)」
マスター「さあなwww」
ミク「うぅ~(;ω;`)」
マスター「あ~やっと家についた~、冷たいお茶飲みたい!」
ミク(結局お誕生日おめでとうっていってもらえなかった・・・)
~~~~~リビング
マスター「ただいま~」
ミク「ただいまですぅ」
MEIKO「あら、おかえりなさい」
玄関をくぐるといつもどおり、メイコ姉さんお出迎え。
マスター「MEIKO姉さん、お茶ある?」
MEIKO「あるわよ、好きに飲んでちょうだい。」
マスター「ありがとう」
このやり取りをしている間にミクは自分の部屋へと帰っていった。
~~~~~ミクの部屋
ミク(はぁ・・・どうしてみんな私の誕生日なのにだれもおめでとうって言ってくれないのかなぁ・・・
やっぱり忘れられてるのかなぁ…ちょっとさみしいな…)
~~~~~リビング
MEIKO「・・・よし、ミクちゃんが部屋に戻ったわね。みんな作戦を開始して!」
一同「お~!」
バカイト「お~!」
MEIKO「あんた、どうして部屋から出てきてるのよ。」
バカイト「え、あ、その、これは」
MEIKO「さっさと部屋に戻りましょう。」
バカイト「あ~~~」
\(;ω;`\)⊂(♯^ω^)ズルズル
バカイトを連れ戻すメイコ姉さん。
そして残りのメンバーで誕生日サプライズの準備を開始した。
ルカ「私はミクちゃんとお話して時間稼ぎしてくるわね。」
リン「作戦開始~!><」
~~~~~ミクの部屋
(コンコン)
ミク「はぁ~い」
ルカ「ルカよ。入ってもいいかしら?」
ミク「はいっ、いいですよ♪」
ルカ「お邪魔するわね」
部屋に入り、ゆっくりとベッドに腰を下ろす。
ミク「どうしたんですか?」
ルカ「ミクちゃんとお話ししたいなって思ってね。テストの手ごたえとかいろいろと、ね。」
ミク「へ~(´ω`;)」
ルカ「で、どうだったの?今回のテストは?」
ミク「え、えっと~、じょ、上出来ですよ!(´ω`;)」
ルカ「へぇ~じゃあ期待してもいいのね?」
ミク「き、期待はしないでください(;¬ω¬)」
ルカ「あら、どうして?上出来なんでしょう?」
ミク「はぅっ、で、でもだめなんでしゅよ(´ω`;)」
ルカ「正直に言わないとネギをへし折っちゃうわよ?」
ミク「あわわわわ、それだけはやめてくだしゃい(´;ω;`)」
実際、折られたことがあるミクにとってはかなり効果のある脅しである。
ルカ「じゃあ、正直なところはどうなの?」
ミク「完敗です・・・・(;¬ω¬)」
ルカ「・・・・・・。」
ミク「・・・・・・(((´ω`;)」
ルカ「どうして遠ざかるのかしら?」
ミク「い、いえ、特に意味はないですよ?(´ω`;)」
ルカ「そう・・・・」
説教の予感を感じて遠ざかるミク。その時、部屋のドアをノックする音がした。
(コンコン)
ミク「はぁーい\(>ω<\;;)ΞΞ3」
思いっきり入口にダッシュするミク。ルカから少しでも解放されたいという心情がバレバレである。
ルカ「思いっきりわたしからにげてるわね・・・」
MEIKO「メイコよ、ミクちゃん今リビングに来れるかしら?」
ミク「だ、大丈夫ですよ~(チラッ」
若干不安そうにルカのほうをちら見。
ルカ「いってらっしゃい(ニコ」
ミク「は、はい」
笑顔で返された返事にほっとしながらミクは部屋を後にした。
~~~~~リビング
リン(クラッカーいくよ!)
レン(うん)
パーン!!!パーン!!!
ミク「Σふぇっ!?」
マスター「お誕生日おめでとう~~!」
ミク「あ、ありがとうございますぅ///」
リン「お誕生日おめでと!」
ミク「ありがとうリンちゃん(*>ω<)」
レン「おめでとう!」
ミク「レン君もありがとう(*´ω`*)」
ルカ「お誕生日おめでとう、ミクちゃん」
MEIKO「ミクちゃん、お誕生日おめでとう!
これはバースデーケーキと私たちで作ったお菓子よ」
そこにはメイコの手配したケーキとリン、レン、メイコ、ルカが協力して作ったお菓子が豪華に並べられていた。
ミク「みんな・・・ありがとうございますぅ~~(ノд<。)゜。」
リン「みんなミク姉を驚かせようってこっそり準備していたんだよっ!」
マスター「ミク、誕生日おめでとう!ちょっとセンスないけど僕からのプレゼント」
ミク「わあぁ、ネギさんがたくさん(*´ω`*)
ありがとうございますぅ」(ぎゅっ)
マスター「どういたしまして///」
ミクに抱きつかれて顔がほてるマスター。
リン「あ、マスター照れてる~!」
マスター「照れてないよ///」
レン「マスター、照れてるの隠せていないぞww」
マスター「レンきゅん、そういうの突っ込まなくていいから///」
やはりミクに抱きつかれてしまうと照れ隠しには無理があるようだ。
MEIKO「さっ、今日は楽しくミクちゃんの誕生日パーティを盛り上げていきましょ!」
リン「よ~し、じゃあ、誰が先にこのケーキのイチゴを最初に食べるかじゃんけんで勝負っ!」
ミク「Σえっ、私じゃないの!?」
リン「主役だからって優遇されるとは限らないよ~(笑)」
MEIKO「じゃあ私に勝った人から順にこの切り分けたケーキと好きなお菓子を取っていきましょう!」
リン「負けないよ~!」
レン「一番最初は俺がもらうぜ!」
ミク「み、ミクも負けないんだからぁ!」
MEIKO「じゃーんけーん、ぽん!」
こうしてミクの誕生日パーティは無事に成功させることができた。
この日はミクだけでなく、参加者全員がとても幸せな笑顔だった。
いや、ただ一人を除いては…
バカイト「・・・・・みんな本気で僕のこと忘れてない?解説にも忘れられかけていたとか・・・(´;ω;`)」
テト「変態君除け者にされてやんのwwwぷぎゃーww」
バカイト「・・・・・(´;ω;`)」
カイト・・・ドンマイ。
バカイト「最後くらいせめて名前だけでも戻してくれ~(;ω;`)」
END
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