最低な差異を知った
大体もう遅いんだ
舞台袖から望んだ横顔

敵わないなら
初めから言ってよ
別に何も変わらないけど
 
大敗だ退廃だ
「だって」身勝手が渦巻いて
大概が傀儡さ
操られ人形
崔嵬な頽壊が
僕を揺り動かすなら
いっそこのまま

君を汚すから色褪せた声も
私欲に溺れてしまうのだ
さようならさえも
言えないくらい
口を塞いだ


冷めていく太陽
謝ったって遅いよ
今日から僕専属の衛星

いつまで熱に
怯えているのか
早くここで廻ってくれ

散々な配牌は
這って奪って潤して
怠慢な宰相は
宥めて蹴落とした
そうやってバラ撒いた
名を声を集めたのに
なんで誰も

君を汚せたら月に落ちると
疑いもせずに手を染めた
残った欠片は冷えた骸と
空っぽの僕だ


どうして僕じゃないのか
君が羨ましくて

伏して屈して消して越してって
バカらしくてさ
気付かなかった

君を汚したらその泣き顔さえも
誰にも見せたくなくなって
手向けた花束を喉に詰めて
息を塞いだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

foil 歌詞

ボカロオリジナル曲、『foil』の歌詞です。

閲覧数:233

投稿日:2019/07/03 19:05:02

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました