【高飛車なピエロ7】ヴァニタスと踊れ

投稿日:2020/02/26 01:52:37 | 文字数:905文字 | 閲覧数:38 | カテゴリ:歌詞

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愛した人を失って、悪魔と契約し過去へと飛んだ錬金術師。
過去の人々なんて所謂《歴史画》。でも彼にとっては価値のない《静物画》。
失った彼女だけが彼にとっては価値ある《歴史画》。

教訓めいた《ヴァニタス》を、時を超えた悪魔と彼は嘲笑う。
いよいよ、憎むべき道化に終わりの時がやって来たと。



錬金術師ファウストが主役の曲。
絵画のヴァニタスと、ドイツのカーニバル。
静物画は絵画の中では低く見られていたそうですが……

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TEXT
 

ヴァニタスと踊れ 長いこの夜に
慰みの宴 枯れぬ花と
ヴァニタスと踊れ 弦楽の調べ
11(elf)目覚めたら カーニバル (Fastnacht)

11月11日11時11分
道化師(Hoppeditz)目覚めたら 始まる“第五の季節(カーニバル)”
11月11日11時11分
《絵画(Gemälde)》抜け出して歌い踊り騒げ!


細くなった君の指に 誂えた指輪をどうぞ
合成樹脂(plastic)の蝋燭は 時を忘れて久しく
口を開けて流し込むは 底なしの執着と杯
皮を剥いで切り分けても 果実は尚甘い

君だけが愛しい 積み重ねた《歴史(Geschichte)》
姿なき《肖像(Porträt)》 価値なき《風景(Landschaft)》

ヴァニタスと踊れ 君を追い求め
すべて《静物(Stilleben)》 鋼の意思
ヴァニタスと踊れ 《歴史画(grand)》共に嗤おう
古びた人生(Leben)  《風俗画(petit)》に溶けて
ヴァニタスと踊れ 時を飛び越えて
古き町並 朽ちるものなら
ヴァニタスと踊れ 焦らすも駆け引き
死霊(ほね)の楽団 魅惑の旋律(Melodie)


二人分つ死が訪れるまで 繋いだこの手は離さない
寓意の葬列過ぎ去りし時 煤けた掌だけ残る

君の好きな花を飾る 何が好きか忘れたけど
カーネーション(Nelke) チューリップ(Tulpe)
薔薇(Rose) 菫(Veilchen) 全て手に入れてみせるよ
君だけがまだ動かない 見つけ出した深い森で
僕の目の前横切った 牝鹿に甘い罠

顔のない《肖像(Porträt)》 灰は空へと還り
汚れた指先で 触れた君の頬は白く


ヴァニタスと踊れ ヴァニタスの奴隷
ヴァニタスと踊れ お菓子を頂戴!(Kamelle! Kamelle!!)


ヴァニタスと踊れ 終幕の調べ
人形(ドール)を燃やし道化は眠る
ヴァニタスと踊れ 騒乱の旋律(Melodie)
永遠(とわ)の謝肉祭(Fastnacht) 枯れぬ花と


銀の皿に今飾り付けよう 手に入れたもの、差し出す魂(もの)
ヴァニタスと踊れ 悪魔と踊れ
ヴァニタスと踊れ

本業趣味の小説の掘り下げで物語っぽい曲作り。

ボカロさんには演劇とかミュージカルのノリで歌って貰ってます。歌って踊れる演劇ロイドを目指して、たまに女装とか男装とかさせてます。

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