「メイコ姉ちゃん!」

むぎゅー

「お、俺もやる!」
「リンもぎゅっとするー」

むぎゅー
むぎゅー

「では、私も……」

むぎゅー

「もう、ルカまで。どうしたのよ、みんなして」
動けないわよ、と言いながらも、メイコの顔は笑っている。


最初は独りぼっちで住んでいたこの家に、今や4人も同居人がいる。
家族はいいわね。
談笑しながら食べるご飯はとても美味しい。一緒にいるだけで、その空間に色が咲く。


「あら、カイトはどうしてそこにいるのよ?」
部屋の隅っこでメイコ達を見ているカイトに目が留まる。
「だって、もうめーちゃんに抱きつくところないじゃん」
少し拗ねた口調で呟く最初の同居人に、メイコは苦笑する。


そういえば、カイトが来た頃からかしらね。
独りが寂しいって感じるようになったのって。


「私だけじゃなくて、みんなに抱きつけばいいじゃない」
「え?」
「みんなで一緒にぎゅっとするのよ」
その方が楽しいし、仲間外れもいないでしょ。
そう言うと、カイトは目を輝かせ、子犬のように飛びついてきた。
「めーちゃぁぁん!!」
「ぐぇっ」
「く、苦しい…」
「カイト兄離れろよっ」
それぞれの口から苦情が洩れる。
「アハハハッ。もう、みんな喧嘩しないの」


暖かいって、本当にいいわね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

家族

ども、初めまして。
生まれて初めてのボカロ作品……gdgdですねぇ(´ω`;)

めーちゃんはみんなから愛されるといいな、という妄想の産物です(^^)

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閲覧数:355

投稿日:2009/04/20 01:26:02

文字数:552文字

カテゴリ:小説

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