覚束無い眼を擦って前を見る
目に見えたものはまるで絵本のようで
いくつも幼き記憶をそっとしまい込んだ
荷物を背負って呆然とその場所に立ち尽くす

消えてしまうのが怖くて
どこか遠くに心を隠した
でも澄んだ碧い君の目は
僕を見透かしている気がして

心臓の芯の先っちょの方から
喧しいぐらいに叫べ
僕はここにいると
そっと伝えるため

藍色の空に朱い色が差して
陽だまりとなって僕らに降り注ぐ
隣で笑う君の顔 このままの距離で
いつまで見ることができるのだろう

鯨でも見に行こうなんて
軽口を叩く君は
僕なんかよりも立派な
臆病者なのかもしれない

黎明 蒼天 遠い日々 走馬灯
傾斜 振動 君の声
終わりのない終わりへ
夏風へと委ねて

あの日積んだ幼き記憶は
やがて愛しいものに変わり
僕らを乗せた碧色に
新たな彩りを殴り書く

心臓の芯の先っちょの方から
喧しいぐらいに叫べ
そしたら
僕がここにいるために
ずっと歌っていよう

ライセンス

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懐湖遊泳 feat.初音ミク【オリジナル】歌詞

動画
YouTube→https://www.youtube.com/watch?v=I7b_SiqGQkI&t=29s
niconico→https://www.nicovideo.jp/watch/sm34644660

2作目「懐湖遊泳」の歌詞です

Twitter→@kohdon50(https://twitter.com/kohdon50)
連絡先→kanadetaiko@gmail.com

閲覧数:205

投稿日:2019/02/17 17:53:29

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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