世の中
そうなる仕組み
すべてが
造られている

誰かが
したり顔して
笑って
いるんじゃないか

むやみに 青い
スクリーンで
上手に 僕を
騙しきって

酸素の薄い
人の波に
溺れかけてる
夢を拾う

何一つさえ
選べない
導かれてる
切ないね



懺悔のようだね
まるで
あの日が
鮮やかになる

君さえ
覚えていない
記憶を
要に生きる

無性に 赤い
スクリーンに
焦がれる 僕を
搾りきって

見えないものに
心 ねじれ
痛みは いつも
本物だろ

遠吠えだけを
繰り返す
街角 一人
寂しいね



よのなか
そうなるしくみ
すべてが
つくられている

だれかが
したりがおして
わらあて
いるんじゃないか

むやみに あおい
すくりいんで
じょうずに ぼくお
だましきいて

さんそのうすい
ひとのなみに
おぼれかけてる
ゆめおひろう

なにひとつさえ
えらべない
みちびかれてる
せつないね



ざんげのようだね
まるで
あのひが
あざやかになる

きみさえ
おぼえていない
きおくお
かなめにいきる

むしょうに あかい
すくりいんに
こがれる ぼくお
しぼりきいて

みえないものに
こころ ねじれ
いたみは いつも
ほんものだろ

とおぼえだけお
くりかえす
まちかど ひとり
さびしいね