焦げ臭い闇を抜け
辿り着いたのは秤と木槌の音が響く処
つけた傷が、つけられた傷が並べられては秤が僕に傾く
誰も皆 都合良く忘れていく
「正しさ」とは君が頷くから有るだけ。
誰も皆 都合良く憶えている
「過ち」から目を逸らすのが得意な僕ら
裁かれてゆく白と黒が分かれ道をなぞる
友よ、戻れるならあの日見えた光と音を
思い出にはしたくないと憂いた僕の肩を
強く抱きかかえたこの痛みを、手を、離せはしない
すべて 燃えて 灰になるだけ「安らかに眠れよ」
今、木槌が鳴る。
幼い日のこと甦る 何も知らぬままはしゃぐ
無邪気な瞳疾うになく 唯々思いを馳せる
誕生して失格。超越して吐露。
迂闊に開眼して正午には消毒。
独歩しては一縷の望みも忘却。審判の時、遺書を遺す。
掴め 叫べ 答「此処は天国?」掴め 叫べ 答「此処は地獄?」
喜びを与えては 与えられて生まれていく今日も変わらず
怒りから逃げ出して 向かい合って
大人びる今日も変わらず哀しみを乗り越えて 強くなって
繰り返す明日も変わらず
楽しかったあの日々を思い出す間もないまま
審判を迎える
完全に削除 すべて完全に削除 すべて消え去って
ただ舞った灰を風が運ぶ
誰も皆 都合良く忘れていく
「そんなこともあったね」と笑って話した
誰も皆 都合良く忘れていく それでいいの
儚い命だから美しい
裁かれてゆく白と黒が分かれ道をなぞる
友よ、戻れるならあの日見えた光と音を
忘れないよ 君の声を 歩んだその日々を
強く輝いては 終わりの時をそっと飾った
忘れないよ 君の顔を 笑いあった季節を
強く 輝いては 終わりの時をそっと飾った
忘れていいよ 忘れていいよ 今すべて燃やそう
涙 流していた 誰かの声がそっとおくった
忘れないよ あなたのこと 二度と会えなくても
強く抱きかかえた この痛みを、手を、離せはしない
すべて 燃えて 灰になるだけ
「安らかに眠れよ」
あなたへおくる
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