夢の残骸 花の色
繰り返された慰み
あしたのことをわすれていよう。

壊した少女 雨の音
誘い込まれた微睡み
いらないものがいらないだけよ。

潜めた慾の行方
探るほどに近付いた
君の好きなよにして。
夜はもう腹の中さ。

濡れた髪で君を攫った

声 声 声
が降り注ぐ
愛 愛 愛
のよな色で
灰が滲む 夜は果てる
宇宙に淀んだ目蓋

恋 愛 恋愛(ラブラブラブ)
を唱えては
雑音 雑音 雑音(ザァザァザァ)
が邪魔をする
溜まる色と 混じる生の
飽く事の無い理想郷(ユートピア)


荒む純情 言葉たち
繰り返された営み
だれもぼくたちをみつけないで。

雨に巻かれる 嘘の色
魔法みたいな幸せ
むねにふれるよりもはやく、ね。

目蓋を打(ぶ)つ静謐も
約束した悪戯も
全部飲み込んでいって
口唇くらい盗んでしまって、いいよ。

声 声 声
が降り注ぐ
愛 愛 愛
を隠すよに
微熱も亡く 白い朝が
残り雨とキスをした



飽和したのは
雨だったっけ 恋だったっけ
窓の向こうで世界に呼ばれている
おはようの夢 永久(とわ)のよにそこにいて。


恋 愛 恋愛(ラブラブラブ)
を唱えては
愛 恋 恋愛(ラブラブラブ)
となぞらせて
あてどの無い 夢を観てた

声 声 声
が降り注ぐ
愛 愛 愛
を滲ませて
灰の淀む 明かいここが
宇宙の果てでありますよに

声 声 声
が降り頻る
愛 愛 愛
が解けないよに
真昼の底 ふたりきりが
夢の終わりでありますよに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Mr.Rain

指先ではかる体温のなんと切ない事か。
それでいてさびしいなどと強請るのですから、わたくしたちはほんとうに愚かしい。


■確かな永久のお話。

閲覧数:220

投稿日:2017/07/09 16:56:27

文字数:635文字

カテゴリ:歌詞

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