眸の奥の光は、まるで檸檬曹達水の瓶の中にある
硝子の珠の様なモノ。
――不思議、で、溢れた光。
深い杜の中、冷たい空から差し込んだ陽射し
暖かな陽溜まりの様な彼女 不思議な存在。
銀縁眼鏡の鏡面の向こうでは
何が見えてる?
「私の中には華が咲いてるの。風がそよぐと音楽を流すの」
彼女が付けた名前――交響曲華
葵の様な 「碧い、華」
彼女は洋琴を弾く真似をして、クスリと笑って
「私ね、音楽しか無いの。絵描きには絵しか無い様に。
でもね、私には音楽がいつも胸の中で流れてる。
交響曲華が心に咲いてるから、生きるコトが出来るの」
僕にも咲いてるでしょうか? 葵の様な「碧い、華」が
或る日、僕は画布に描いた――
一面に広がる「碧い、華」。
そして、真ン中で佇む彼女。
描き終えた時に思った――
喩え、僕に咲いてたとしても、僕は彼女ほど強くはない。
知識と小手先の板挟みで、迷いが生じてゐるから。
若しも、右眼と引き換えに凡てを識るコトが出来たとしても、
彼女は其れを拒むでしょう。
「識るコトより、感じるコトが大事」 だとか云って――
碧い、華。
自作曲用の歌詞です。詳細は曲の説明をご参照いただけたらと思います。
曲はこちら→http://piapro.jp/t/MIbE
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