【 存在証明ーidentityー 】


キミは気付いてないね　歌が好きなのは
どんな曲でもいい　私が歌うたびに
キミが笑ってくれるから

キミが教えてくれる　歌が好きなんだ
下手でごめんねとか　謝らないでよね
私たちの歌なんだから

　この声はキミが望んだもの
　だけど私のものだから
　伝えたい気持ちは私とキミを
　繋げてくれる絆（ホンモノ）なんだ　

　　届け　届いて　想いよ遠く響いて
　　心のどこか震わせるくらい
　　歌を届けよう　私でいられるように
　　それが私の唯一の存在証明（アイデンティティ）


私気付いてたんだ　キミは好きなんだ
ほんとは歌いたくて　でも歌えなくなって
私を見つけてくれたんだ

歌を教えてくれた　キミが好きなんだ
頑張りすぎないで　私ここにいるよ
私たちの歌作ろうよ

　この声はキミとは違うね
　どこか心もぼんやりで
　伝えたい気持ちも私がキミに
　求めるだけの幻想（ニセモノ）「なのかな…」

　　満たせ　満たして　想いよ深く響いて
　　心の空白埋め尽くすほどに
　　歌い続けよう　キミが求めるままに
　　それが私が選んだ存在証明（アイデンティティ）

　　　ねえ　たくさん教えてね
　　　ねえ　キミの心も
　　　ねえ　キミの声になるよ　歌うよ

　　もしも私がキミと同じ存在で
　　そんな”もしも”があったらいいのに
　　少し痛むの　これが心なんですか？
　　そんな現実（ざんこく）　「いらないよ…」

　　届け　届いて　想いよ遠く響いて
　　キミの心を震わせるくらい
　　歌を届けよう　私でいられる今を
　　それが私の唯一の存在証明（アイデンティティ）