題名「FooLishnesS」
刺で作られたハートは
生温い感情で作られた
すべての「嘘」をなぎ払い
すべての「道」を退けた
私が殺してきた「民」は
積もり積もって「道」となり
私の価値を示すピラミッドとなる
今まで積み上げたこの虚無の像
「誰が何のために積み上げた」
愚かな王は狂い始め
多くの像を積み上げる
もはや王には
自分の太陽を壊すほかなかった
血で染められたその像は
贖罪するにはあまりにも大きい
神になろうとした人間は
怠惰を極め
神の逆鱗に触れてしまい
怒り狂った神は一度
すべての実像を消した
有象無象の区別なく
神の弾丸は許しはしない
愚かな王は焦り始め
多くの「壁」を積み上げた
遂に太陽は壊れるのだ
「民」で作られた壁
防ぐにはあまりにも弱すぎる
神になろうとした人間は
虚像実像の区別なく
破壊された
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