見失った天国は
そして確かめあう展翅には
もう飾られては蓋をされた儘
消えていった

諦念とあと1つの
正解を追い求めてはこの
最低な現実なんか
もう要らない

開闢して、耳朶に触れ
落魄した僕をみないでよ
軽薄にも日々に疎んで
救いのいとは解けた儘

地獄染みた転機には
君も知らぬ明日(あす)の顛末は
血で滲んだ赤で深く満たされて
朽ちていった

都会のビル群も
もうpedantic
意味も無い儘に
そんなことなら僕はもう知らない

糸を吐いて、絡み付いて
独りよがりに救われたいと
思っている、手を伸ばしてる
赦されたいと惟った儘

呻吟も聞こえず
利己主義に逃げ出せるなら
この最悪な人生でさえも
報われる気がして

開闢して、耳朶に触れ
落魄した僕をみないでよ
蹴落とせれば報われると
意図は汲めずに糸は散った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

蜘蛛の糸

閲覧数:17

投稿日:2024/05/25 01:30:17

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました