*1
別れの言葉言うよ ごめんね さよなら ありがとう
二人の記憶をよすがに
とめどなく流るる雨に濡れぬよう傘をさす
*2
あれから二人ずっと どこかで すれ違い 掛け違い
曖昧模糊な関係に
終わりを告げるその日まで離さないあと少し
あえかなる終焉に
瑠璃色の空を二人見上げていた
玻璃色の雲に君は囚われていた
珊瑚の夕暮れに包まれた帰り道
アゲートな恋模様面映ゆく揺れていた
あの夏の残滓をまだかすかに感じる
光彩陸離たる海
巻貝の声音にそっと耳を澄ませば
あの日々が聞こえる
別れの言葉言うよ ごめんね さよなら ありがとう
絶え絶えの息で絞り出す
とめどなく流るる雨に咆哮を押し殺す
幾星霜を君と このまま 二人で 紡いで
並んで歩ければいいねと
語った日々を懐かしむその横顔が滲む
このヘイゼルの瞳に
偉人達の金言に耳を貸すでもなく
銀の雨に打たれ訳もなく泣いていた
取り留めのない日々も耳朶を打つその声も
ふと抱く一抹の寂寥にかき消された
冬の光を湛えて微笑むその瞳が
ただただ眩しくて
一顧だにせず駆ける後ろ姿追いかけ
あの日々を繰り返す
別れの言葉言うよ ごめんね さよなら ありがとう
戦慄く声を擲って
とめどなく流るる雨に所在なく立ち尽くす
あまねく世界照らす 光に 明日を 願うよ
手を離すこの瞬間も
これから君が行く道に光ありますように
灰雪の舞う夜に
*1 Repeat
*2 Repeat
オススメ作品
出鱈目な言葉だけ いくら並んでも勝てっこない
だから耳馴染み良いだけじゃダメなの
あのボーカル死んでから聴くのやめたバンドの新譜ならば
封切らず本棚の肥やしです
「3枚目出た頃は」
なんて言わせないでよ
気怠そうにいつも通りステージにほら並んで
気になって好きになって帰りに聴いたあの声は
こんな機械...Mustang 1969 / 初音ミク
西田 竜大
パパパパパスタ パパパパパスタ パパっとパスタ パパパスタ
パパパパスタ パパパパスタ パパっとパスタ パパパパスタ
彼の得意料理はパスタ スパゲッティーペペロンチーノ
いつでもいっつも作ってくれる
わたしはカルボナーラが好きなの 知ってるくせにペペロンチーノが
今日も出てくる
べつに嫌いじゃないの...パパパパパスタ パパパスタ
矮鶏ぽろ
眠い夢見のホロスコープ
君の星座が覗いているよ
天を仰ぎながら眠りに消える
ゆっくり進む星々とこれから
占いながら見据えて外宇宙
眠りの先のカレイドスコープ
君が姿見 覗いてみれば
光の向こうの億年 見据えて
限りなく進む夢々とこれから
廻りながら感じて内宇宙...天体スコープ
Re:sui
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
あの日、雨の中 君の涙を見てから
悲しみについてずっと考えてた
君の涙の理由(わけ)を聞いて
上手く言葉返せなくて
君を思う気持ちだけが
空回りしていて
もどかしくて空を見た
どんなに心に悲しみが溢れてても
それが不幸なこととは限らないと思うんだ
未来へ続く扉開けるために...悲しみについて
ふみふみ
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