そよ吹く夕風が
仄かに 静かに 水面を揺らした
だけど気づかないの
仮面をかざしていたから

生まれたての音が
軽やかに 清らかに この胸に届いた
だけど響かないの
心は虚だから

夢でもいい 幻でもいい
書き換えた意識ほどけたのなら
触れてもいいですか
また泣いていいですか
抱きしめてくれますか

ガラスの花でも その姿映したら
七色輝けるのかな
少しずつでいい 心解いて
私に勇気をください。

真っすぐな瞳が
優しく まぶしく 私を射抜いた
注ぐ陽の光に
心の霞も晴れる

目隠しのまま歩いていたのに
いつの間にか世界から 揺らぎが消えて
”此処”に立つ私を 瞬いて光る熱が
そっと受け止めていた

ガラスの花でも 優しさに触れたなら
温かさを知れるのかな
泣きたくなるこの感情を
私は知らない

ガラスの花でも その光 宿せたら
七色輝けるのかな
少しずつでいい
心解いて
私を
ここから連れ出して

移ろう四季の香も
混ざる空の色も
気に留めてこなかったのに
変わりゆく景色は
やさしさと寂しさで
私を包みこんだ

ガラスの花でも 優しさに触れたなら
温かさを知れるのかな
泣きたくなるこの感情の
名前を教えて

ガラスの花でも その姿映したら
七色輝けるのかな
少しずつでいい
心解いて
私に勇気をください。

私に微笑みをください。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ガラスの花(歌詞)

閲覧数:123

投稿日:2021/11/05 18:51:33

文字数:624文字

カテゴリ:歌詞

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