Lyrics:
暗く浮かぶ星の見えない夜に
月に僕の叫びが届くように
心の痛みが僕を支配しているとき僕は死んでしまった

夜更けにそそいだハンドドリップ
苦い思いが口にとけてく
折られたフィルター広げて塞いで通さない…僕の本音も
隙間があるからあふれてこぼれて
慌てる僕はいつも空回り

眺めるだけの僕は誰にも嫉妬ばかりで
逃げてばかりだったんだ

ティーカップの底から透けない透明な黒
君が僕に伝える言葉はすべて苦いな

燻る香りが君に残すように
とけていく苦い思いをのこして
歩き出せない今の僕を捨ててしまえば
この夜空に星がうつるよ

どうか消えてしまう僕の心が
この夜空にうつしだされるのなら
混ざりあいとけあえていけるのなら
僕の心が夜にとけてゆく

夜明けにのこした ハンドドリップは
苦みを増してく えぐみをのこして
だけどね、泣きたいときには飲み込まなくていい
すこし休もうよ

誰も僕を君を責めたりしないさ
毎日、日が昇るんだ
そしたら、また泣きたくなることあったとしても、
夜に君の心をあずけてよ

下を向いて歩いちゃいけない理由はなぜなの?
上を向いて歩くピエロなんてものはいらない

街の灯りが星を隠すように
僕の心は誰にもうつらない
もし君が雨を願うなら、
僕も雨をこの夜空にうめてみせるよ

静かに鳴らさないで 静かなまま
この夜空に歌がうまれるのなら
小夜曲(セレナーデ)を歌いながら踊ろう
僕らの声が夜にとけてゆく

燻る灯りが壊れかけの道を灯すけれど
ひび割れた隙間から、君の雨が花を咲かす

逃げない気持ちが君に宿るように
逃げたくない、僕はもう逃げないよ
歩き出せない今の僕を捨ててしまえば
この夜空に星がうつるよ

夜更けにそそいだハンドドリップは
僕に大人すぎる味付けだった
混ざりあいとけていけていたのなら
この苦みが恋しい星の夜

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】ハンドドリップ【オリジナル曲】/ yatogami

閲覧数:83

投稿日:2023/09/06 09:56:02

文字数:787文字

カテゴリ:歌詞

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