桜下の泡沫
BPM:138

長い眠りから目が覚めて
街は色を取り戻す
日は暮れて
桜に明かりが灯る

眠ることのないこの都市は
まるで箱庭のよう
ビル風が吹いても
一片も飛んでは来ない

映せない 鏡は偽り
戻らない 花は枯れてゆく
届かなくなる 水に苛まれ
堕ちてしまう前に

桜がヒトヒラリ 涙がヒトツポツリ
甘く儚い日々 少しずつ消えてゆく
幾らか寒い夜は 人肌恋しくなる
咲き続ける桜は切なくて

気怠げに眺める夜景は
僕の胸を締め付ける
「君は月」と,
言い訳しか出てこない

あなたは花吹雪に隠れて
何処かに消えてしまった
アイは今も積もり
私は動けないまま

夢見鳥ヒラヒラリ 後悔ポツリポツリ
流れる人の波 星は都市(まち)に溶けてゆく
静かで優しい夜が 何故だか恋しくなる
君への想いが今も大きくなる

あなたと巡り遇った桜の木
今でも咲いているのか?
見えない鎖を夜空に捨てて
愛し合えたなら

私の一目惚れ 平行線の二人
闇に浮かぶ三日月 巡る巡る鮮やかな四季

桜が咲き誇る ひかれあう二つの影
再び咲いた恋を もう二度と枯れさせない
幾らか寒い夜は 手を取り隣にいよう
昨日も今日も明日も,桜が散っても,
愛してる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜下の泡沫_Lyrics

閲覧数:63

投稿日:2023/11/27 23:46:59

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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