僕のお嬢様は少しわがままで
とても可愛らしいお方
食後のスイーツも
寝る前のキスも
忘れたら酷く拗ねるんだ
「お嬢様、本日はケーキをご用意致しました」
少し小柄で華奢だから
守ってあげたくなるんだ
僕の心はいつだって
貴女だけのものですから
僕のお嬢様は漆黒の髪色で
その瞳すら闇より深い
でもガラスのような
透き通った声で 僕の名前を呼ぶ
「お嬢様、おやすみのキス致しましょう」
少し気が強くて
そのくせ涙脆い優しいお方
そんな貴女の優しさに
僕は惹かれてしまったから
所詮は執事
叶わぬ恋だとしても
お嬢様のそばで毎日を過ごせるなら
僕は他に何も望みはしない
僕はお嬢様専属の執事
他の方なんて目に入らない
貴女が笑いかけて下さるなら
僕はそれで十分なんです
「さぁ、お嬢様そろそろおやすみ下さい。
貴女が眠りにつくまでずっと、
この手を握っていますから。」
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