手をつないで ぎゅっと握って
伝わる温もりに笑顔
身長差12cm
足りない歩幅に 大股で歩く
気付いたあなたは
少しペースを落とした
抱き締められて
触れるだけのキス
離れた唇
見つめ合って
照れ笑い
あぁ もう会えない もう会えない
「君とはもう会えないんだ」
冗談でも何でもない言葉
零れる涙に溜め息
「嫌だ…嫌だ嫌だあああ」
めいっぱい 叫んだ
真っ暗な夜空に光る
一つの星 眺めて笑顔
「この夜空を君にあげる」
「星は一つなのに?」
「僕にとっては君だけが星さ」
あの瞬間を
切り取って
写真に出来たらいいのに
記憶に残る夜空は 気が付けば
だんだんと色褪せていってしまう
あぁ もう会えない もう会えない
「哀しまないで」
そんなの無理だよ
空に輝く星になったあなた
「……愛してる」
空を見て 呟いた
顔も声も仕草も全部
キスの時に
少ししゃがんでくれるのも
ロマンチストで
優しくて
大好きだった
いつも いつも 笑っていた
大切な… 大切な… あなた
あぁ また会いたい また会いたい
心は いつもそばに
魂は巡り巡って
きっと 私たちはまた 出会える
あぁ またたくさん またたくさん
見つめ合おうね
手を繋ごうね
一緒にいようね
時がくるまで 少しの間
「さようなら」
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