携帯アラームを　止めて目覚める
何も変わらない朝

夕べのさよならが　僕の心を
重く　沈めているのに

いつものように　一日は始まる
いつもと違う　毎日の始まり
君はいない

冷たい牛乳を　無理に飲み干し
ドアを押し開けて行く

駅への道程は　色を失い
まるで　知らない街並み

いつものように　一日は始まる
いつもと違う　毎日の始まり
君はいない

ふとした隙間　入り込む傷みに
溜め息つけば　切なさがこぼれる
いつものように　一日は始まる
いつもと違う　毎日の始まり
君はいない　君はいない
君はいない　君はいない　……