(とある某所のバーの店内で)
マスター
うちの奴らはわがままより注文が多いんだ。

空遥
まぁまぁ。で、どんな注文。

マスター
やれ、あれが欲しい。
これはいらない。
違うのよこせとか。

空遥
確かに大変そうだね。

(そうこう愚痴りながら、マスターは酔いつぶれ
家まで送ってもらう。)

マスター
悪かったな。その・・・・・ありがと。

空遥
気にしないで。

(急に顔を赤くして、家の中に急いで入る。)
マスター
はぁはぁ。やばい、何気に。
ただいま。

ルカ
マスター、飲みすぎ。

マスター
悪い悪い。

MIZKI
風呂に入ってきては?

マスター
そうするわ。

(マスターは10分後風呂から寝巻き来て、戻ってくる。)

マスター
この時間まで2人が起きてるのは、珍しいな。

ルカ
まぁね。ちょっとした事で

マスター(タオルで頭を拭きながら)
一体どうした。

MIZKI
ルカさん、好きな人が出来たらしくて

マスター(タバコを吸いながら)
ほー、で。相手は?

MIZKI
それが、言ってくれなくて。

マスター
まぁ。どうせうちのメンバーだろうしな。

ルカ
そうだけど。

マスター
選んだ相手が悪かったのな。

ルカ
そう言うマスターは、相手にされてないんでしょ。

マスター
悲しい位に、全くな。

MIZKI
えっ、そうなんですか?

マスター
ああ、手のかかる後輩くらいの感じだ。
ルカ
え、それは辛いわね。

マスター
アプローチしてるが、気づかれなくてな。

MIZKI
きついですね。

マスター
もう、今はこの辺でいいかと開き直りかけてる。

MIZKI
で、ルカさんの方は?

ルカ
アプローチしても。笑って過ごされたり

マスター
相手にされないのか。

ルカ
はい、そうなんですよ。

マスター
大胆にいけば

ルカ
分かりやすく言っても

マスター
相手にされないか

MIZKI
辛いですね。

ルカ
もう、最後の手でいきますわ。

MIZKI
えっ、が、頑張ってくださいね。

マスター
楽しみに結果待っている。

(そしてとある某日)
マスター
やっぱり気になるな。

MIZKI
ルカさんの相手ですか?

マスター
ああ、まぁ。大体予想つくがな。

MIZKI
結果楽しみです。

(その頃、ルカはキヨテルに迫っていた。)

ルカ 
キヨテルさん。

キヨテル 
はい、どうしました。

ルカ
言いたいことありました。

キヨテル
どうぞ。

ルカ
あなたの事が好きです。
私と結婚前提にお付き合いしてください。

キヨテル
えっ、何からツッこんだらいいですか。

ルカ
返事をください。

キヨテル
まずは、この体勢やめましょうか。

ルカ(横に座ります。)
はい。

キヨテル
で。どうしました。

ルカ
ずっと伝えていましたが、気づいてくれないので

キヨテル
ああなったんですか。

ルカ
はい。すいません。

キヨテル
いえ、僕の方こそすいません。

ルカ
いえ、私の方が悪いので。

キヨテル
実は気づいてましたが、信じられなくて

ルカ
ずっと避けてたんですか

キヨテル
すいません。

ルカ
もういいですよ。
で、お返事は

キヨテル
僕でよければよろしくお願いします。

ルカ
嬉しい。ありがとう。
(勢いよく抱きつく)


(その頃マスターの方は。)
マスター
ん、メールか。
(空遥からメールで『ある公園で待ってます。』と来る、)

マスター
ちょっと行ってくる。

MIZKI
はい。いってらっしゃい。

マスター
(車の方に向かいながら、歩き)
何なんだろう。

(車に乗り込み、言われている車で公園に向かう。
10分後到着し、空遥にメールを送る。
『外は寒いので、車の中で話しませんか。』と送信。
暫くしてから、空遥が車の場所まで到着し、車の中にはいる。)

空遥
すいません。来てもらって

マスター
いいですよ。
で、どうしたんですか?

空遥
実はですね。
ある人達から、あなたに返事をしてやれと言われまして。

マスター
なんのですか?

空遥
私もそれはわからないんですが、可哀想だろうと言われまして。

マスター
ああ。きっと私の態度がわかりやすいからですよ。

空遥
何がですか。

マスター
もういい加減はっきりしたいので、言います。

空遥
はい。

(車の中で、迫りながら)
マスター
空遥さんの事がずっと好きです。
結婚前提に付き合ってください。

空遥
えっ、うそですよね。

マスター(苦笑いしながら)
冗談じゃないです。
だから、早く返事してやれと言われるんですよ。

空遥
本気ですか?

マスター
こんな冗談は言いません。
後輩としか見てもらえてないのは、知ってます。

空遥
わかりました。
こんな俺でいいなら、よろしくお願いします。

マスター
う、嬉しいです。
(いきおいよく、抱きつき。)

(そうして、夜中になる。)

ルカ(左手の薬指に指輪をしている。)
きいてください。

マスター
ああ、どうなった。

MIZKI
気になります。

ルカ
無事付き合って貰えることに

MIZKI
なったんですか?

マスター
どうなんだ。

ルカ
はい、なりました。

マスター
おめでとう。

ルカ
ありがとう。マスターも

マスター(左手の薬指に指輪をしている。)
気づいていたか。

MIZKI
もちろんです。

ルカ
私もだよ。

MIZKI
2人ともおめでとう。

ルカ
ありがとう。

マスター
ああ、サンキュー。

ルカ(嬉しそうに微笑み。)
これからが楽しみ。

マスター
今回はこのへんで

MIZKI
終わります。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

トクロ ルカ恋愛編

閲覧数:225

投稿日:2012/12/30 01:11:22

文字数:2,379文字

カテゴリ:その他

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