ああ パドックから見つめている 全て見通す瞳
ああ 見つめ返す 意志疎通など 基本まやかしなのに

ぎゅんと逃げ切って誰かの推し
どんと差し切って誰かの星
誰に何を言われようとも
決して現実だけは見ない

孤独に疲れた者たちが
そうとも気づかず集いだす
命より重いはずの銭
搔き集めては愛に溶かしている

ああ パドックから始まっている 未来溢れるストーリー

たまには掛かって凡走する
馬場が悪くて凡走する
そんな些末な問題なぞ
現実に比して傷にならぬ

冷めた目をした大人たちが
今日に限って熱を帯びる
どこからわいたか知らぬ銭
寄せ集めては愛に燃やしている

ずっといつまでも誰かの夢
じんときちゃって眠れぬ夜
これを現実と呼ばずして
何が私を生かしている

生きる手段と思い込んで
夢を託すために集まる
命より重いはずの銭
命ほど粗末に投げ出す

ぎゅんと逃げ切って誰かの推し
どんと差し切って誰かの星
君に賭ける人がいること
ここにそいつが まさしくそいつがいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

馬の耳に念仏

閲覧数:908

投稿日:2021/05/16 00:09:15

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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