花も身を隠す夜道を歩く
浴衣の袖なびく夕涼み
雲に隠れた月の煌々
もう少し話したかったかな

月明かりを求めて歩く
僕の視点はどこに向いているのだろう
空を仰ぎ立ち止まり
僕を呼ぶ地に視界が開ける

地上の花々と満天の星空が対となり
満月が映し出す定点観測

足元に揺らめく
君の様な純白の花
優しく想い続けたという驕り
知らないうちに踏みにじっていた
歩いてきた跡
踏みちぎられ泥まみれの花びら
僕が汚してしまった
それでも夜道に並ぶ
咲いた美しさを観ずにはいられない

雲の動きで美しい満月が見え隠れ
貰わないで僕の心を
こんなにひどい僕を照らさないで

舞い散る花びら僅かに君の頬をかすめ
地面に落ち踏みつけられる
僕の理想と望む生涯
ただそれだけ
それだけなんだ





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

花咲く満天と花びらになりたい僕

漢字は振り仮名入れなかったのでイメージで自分なりの読み仮名で読んで下さい。
改変、二次創作、大歓迎です。何でもご自由にお使い下さい。
曲などをつけて下さる方がいましたら喜びます。

閲覧数:204

投稿日:2013/03/29 04:45:19

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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