眩しく照りつける太陽
まだ覚めない夢みたい 夏の匂いがした
ビー玉拾い空に投げた
波音が揺れて騒ぐ 海岸沿い

君が笑う 季節だけ切り取りたくて
揺れる鼓動 高鳴った焦燥感

あの日 君が走り抜けた世界と
耳元で囁く歌声
淡く光る藍色の瞳にうつる
全てがまだ消えなくて
夏のせいだ

夏色染まる記憶たちが
砂のお城かき消して 足元を泳いだ
貝殻拾い耳にあてた
波音がまだ残って 僕を責める

君とみてた 景色だけ色鮮やかで
冷めない呼吸 抑え込んだ言葉

「あのね、」 君が呟いた台詞には
眩しくて目を逸らした愛
淡く燃える薄紅の頬を揺らした
涙が胸を焦がして
夏を恨んだ

あの日 君が泣いていたその理由(わけ)に
今僕はやっと気付いたよ
淡く消えた恋心 海に捨てても
全てが忘れられない
夏のせいだ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

サマードリーム

ホッケ様の楽曲に歌詞をつけさせていただきました。
https://piapro.jp/t/3Coa

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投稿日:2020/06/07 01:59:24

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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