六月の長い雨が
若葉を濡らしてた。
君は朝から一人、
箱の中で。

白檀の古い匂い
そっと髪に漂う
昔懐かしいなあ、あの
シルクのコサージュと同じ匂いがしていた。

永遠に引き戻され 閉じてしまった 時の匂い

ばらばら叩く雨音
もう何も聞こえないよ
僕がこうして呼ぶ
声さえも、君には

君に会いたいな、でも会えないな
もう出会えないな、あの笑顔には


雨は朝から続いて
景色を塗り替える。
僕は何も変わらず、
君の側で。

こうしている間にも
時計の針は進む
地球はくるくる回って、
どこかで誰かが撃たれて死んだりしている。

そんな乾いた感情 変わらないさ、この世界も

そうやっていつまでもさ、
廻り続けるんだろう
僕を取り残して
一人知らん顔で。

君に会いたいな、でも会えないな
ここにある君は、もう 君じゃないんだ


廻ってる、世界も
時も僕も命も
地球はくるくる回って、
明日の朝、どこかで 君に似た女の子が

生まれるかもしれないと、信じてみた、雨上がり

ぽたぽた響く水音
もう何も聞こえないよ
白檀の匂いは、
かすかに残ってた

ゆらゆら昇る煙と、
その向こう架かる虹と
そうやっていつまでも
追いかけるとしても

永遠に僕らは
この惑星の上で。

君に会いたいな、でも会えないな
もう一度生まれたら、また会えるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

プラネット

永遠の愛の歌。たぶん。

タイトルが意味深なのを作ってみたかったんだけど、これは意味深
じゃなくて意味分からんっていうんだって最後に気づいた。
…そうです深く考えてないだけです。

なんにせよ切ない別れの歌です。

閲覧数:177

投稿日:2013/09/29 19:17:54

文字数:571文字

カテゴリ:歌詞

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