雪の季節はまだここでは遠いけど
花の季節も遠いけど
今見えるものは花の雪
私が見てるのは何なのか
一枚一枚を掴み取り掌を広げてみれば
花弁は消えてなくなり体温に熔けて 私みたい
ああ、もう直ぐ私も消えるんだろうね
嫌だ嫌だ いう暇もなく 黒い瞳(め)は大きく広がるわ
ああ さよなら季節よ
もう、私はあなた達と 再会する(逢う)ことすら叶わないけど
天国か地獄(あっち)で覗いてみるわ
覗けるか分かんねえけど
花は枯れて葉だけになっても
この花雪(はなゆき)はやむことをしらない
そうやって私を包んで 死へと誘う
死にたくないが、こりゃ仕方ない
次に賭けるしかない
次は男として生まれようか、そして女装でもして笑われよう
生まれるか分かんねえけど
ああ もう花雪(お前)すら見えない
・・・さようなら
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