さよなら 青い色した時間
嘘をついたの 気づいたけれど
知らないフリ していた教室
白黒の空を見上げて
ひび割れてった胸の奥
近すぎぬふたりの距離が
わたしには心地よかった
進まない事が逆に
真実を示す事と
さよなら 春は違ったみたい
もう隠しきれない
視線がついて回って語る
あの子が好きと
耳を押さえた 響いた歌を
頭の中 拒んだ放課後
白黒の胸を押さえて
滲んだ春に錠をした
無理がある言葉の矛盾
つきつけてやればよかった
背中押す事が遂に
できないで喉が渇く
さよなら 声に出せないわたし
降りぬいていいから
本音の先に走って行って
想いを遂げて
帰り道ひとり
白黒の空の下で
傘もささずにいた
雫が垂れた
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