少しだけ疲れた遺伝子からこぼれる
ニジマスのしっぽ跳ねたみたいな飛沫
青くない空に霞んだ悲しい匂いが
見たことのない森へ迷い込んで笑う

種が落ちたのはどこだろうって探すけど
暗闇の中で一番弱いのは私だから
蹲ったまま夜が明けるのを信じて待つんだ
ポケットから小さな唄を出して食べている

心に血が通うまであと何年?
人間のふりをするのもそろそろ限界かな
押し入れに隠した擦り切れた説明書には
涙の止め方はどこにも書いていなかった

そうするべきだとでも言いたげに


少しだけ破れた異分子から溢れた
ハヤブサのつばさそよぐみたいな風だ
眠くない夢に歪んだ苦しい気配が
居たこともない街で逃げ惑って誘う

星が落ちたのはどこだろうって探すけど
波音の中で一番遅いのは私だから
倒れ込んだまま潮が引くのを信じて待つんだ
ポシェットから小さな明日を出して飲んでいる

命に血が巡るまであと千年?
人類に期待するのもそろそろ断念かな
引き出しに仕舞った日に焼けた参考書には
本音の止め方はどこにも書いていなかった

それこそ全てとでも言いたげに


間違えることばかり教わって
頼りたくない足引っ張りたくない
上手な謝り方を会得してても
幸せになるのは難しいなぁ

どんなに丸く整えようとしても
どうしてもどこか尖って傷つける
優しくしたいから逃げているのに
正しい書類を出さないと出られない

見逃してくれるはずの君になら
最初からなにもないことを言えた?


心に血が通うまであと何年?
人間のふりをするのもそろそろ限界かな
押し入れに隠した擦り切れた説明書には
涙の止め方はどこにも書いていなかった

小指の繋ぎ方誰にも聞いていなかった
聞いていなかったのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

暗がりの水辺で今もなお。

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投稿日:2026/04/29 23:00:01

文字数:729文字

カテゴリ:歌詞

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