空にその手をあげて　風のコトバをきいて
まるで小鳥のように　街をかけぬけてゆく
君が通った道が　甘いソーダに溶けて
夢をみているような　日々をかけぬけてゆく

うれしいことでも　かなしいことでも
みんな引き連れて街と共に居る

さりげなく名前を呼んだあとで
ほほえんでこっちを向いておくれ
よろこびをカラダで感じたなら
ほほえみを僕にも投げておくれ

たがいちがいの声に　迷いつまずきながら
君はそれでも今日も　街をかけぬけてゆく

楽しい時間も　さみしい夜更けも
みんな閉じ込めた街がここにある

さりげなく名前を呼んだあとで
ほほえんでこっちを向いておくれ
わだかまるココロの雨が止めば
ほほえんで返事を投げておくれ

さりげなく名前を呼んだあとで
ほほえんでこっちを向いておくれ
太陽がココロに芽生えたなら
ほほえみを僕にも分けておくれ