最愛の彼女は私と一つになった
病弱で短命、残酷な運命
生きたいと願った、神に背いても
信じられるのは貴女様の言葉だけ

黒百合の花が咲いた

強欲な魔女は彼女の心に付け込み 
夜な夜な甘い言葉を耳元で囁いた
肌を重ね合わせて感じる憧れ
生への執着が彼女を虜にした

さぁ今、跪いて誓いの言葉述べよ

貴女様が望むのなら
この身全て捧げましょう
白い百合は血を飲み干し
黒い百合へ変わるだろう

黒百合の花が紅い蜜を垂れ流して食べた
彼女の身体はとても美味しくて
まったりと蕩けるような舌触りが堪らない
病みつきになりそうな程、夢中で噛み付いた

「狂っている」それも愛の形でしょ?

例えるならそう、彼女は薔薇の蕾 
穢れを知らない純粋な少女
背徳と欲望の狭間で怯えて
泣き喚く姿が魔女を虜にした

右腕、左腕、右足、左足、右目と左目を抉って頂くの

貴女様が望むのなら
この身全て捧げましょう
ネクロフィリアの振りをした
カニバリズムの貴女様に

黒百合の花が紅い蜜を垂れ流して泣いた
彼女の悲鳴はもう聞こえない
食い散らかした死体が目に焼きついた
その時、私を呼んでいる声が響いた

   大好きよ

黒百合の花が紅い蜜を垂れ流して笑う
やっと貴女とひとつに成れたんだ
こんなに幸せことなんて他にないわ
だって、私は貴女の中で今もなお生きてる

「狂っている」それも愛の形でしょ?

愛しい貴女様
黒百合の花と共に
この身体朽ちるまで
ずっと一緒だよ 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

黒百合の花と紅い蜜

歌詞

閲覧数:249

投稿日:2015/12/30 23:57:27

文字数:628文字

カテゴリ:歌詞

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