目の前は霧まみれ
握る拳 小さくて
止まらない心臓の
焦る音 繰り返した

瓶詰めの思い出を
ひとつずつ開けていく
踏み込んだスパイクの重さには
物語を乗せて

今夜 僕らは旅に出るのさ
言葉も色もすり抜けるさ
荒れ狂う光の中でみんなを連れ立ってゆくのさ

境界線を越えてゆくのさ
旅が僕らを解き放つさ
まるい月が見下ろした影
スタートラインは風に溶けて消えた

行き違う人々の
「サヨナラ」は言葉だけ
跳ね上がるナンバーに
ばら撒いた古い紙幣

そして

境界線を越えてゆくのさ
僕らの旅はまだ続くさ
嘘もホントウもかきわけて
君のてのひらで踊るのさ

地の裏側へ突き抜けるさ
まだ見ぬ未来振り返るさ
流れる時間はねじくれて
僕ら待つ場所へ連れてってくれるよ

境界線を越えてゆくのさ
すべての理解を超えるのさ
今はまだ果てに着くことが
望まれることかわからないけど

光の粒子に還るのさ
音の渦で溶け合うのさ
鈍る感触で抱きしめて
存在ここで感じるのさ

境界線を越えてゆくのさ
僕らの旅はまだ続くさ
キスをして心を開いて
神のてのひらで踊るのさ

境界線を越えてゆくのさ
僕らは線をなくしてくさ
今までもこれからもないさ
僕ら今ここでゼロより還るのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

境界線

自曲用の歌詞です。
音源は後ほど貼りに来ます。

閲覧数:221

投稿日:2009/12/04 02:59:07

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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