夕日に手をかざす 透けた命の色
咲いたのは水仙 届く真(まこと)の香
痛々しいほどに 生きている僕は
何一つとして 残せていない
本当に怖いのは 知らないから
本当は恐れるのは 知ってるから
命の色を繋ぐ 僕たちの弱い線
そこに汚れなど 一滴もない
香りたかくあれ 命の水よ
水辺の水仙に 負けぬほどに
生きる意味など 自惚れでいい
明日を愛せば 世界は頷く
夕日に負けぬよう 流れる命の色
咲いたのは将来 青い真の空
たどたどしく歩き 息してる僕の
真実の声は 刻まれにくい
本当に嘆くのは 気付いたから
本当は笑えるのは 忘れたから
光の糸を紡ぐ 僕たちの弱い線
そこに間違いなど 一本もない
誇りひとつ持て 命の元よ
真冬の水仙に 敵うほどに
消えぬ意味など 一円でいい
光を望めば 朝日が喜ぶ
怒りは時に命を繋ぐ
けれど許しは永遠を築く
優しくあろう生きるなら
賢くなろう手を伸ばすなら
夢と巡り会え 命の叫び
香れる水仙が 恥じるほどに
明日の意味など ときめきでいい
未来を掴めば 命は輝く
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