朝が来た時に終わりを告げる
嘘吐きのシンデレラ
その時まででいい 側にいたい
信じてもらえないの?

ふたり乗せて バイクが走る
風が冷たすぎて
しがみ付いて 顔をうずめた
遠い春追いかけるように

高速 スピード上げて
まるで時間から逃げるように
果てなき道程に少しだけ
疲れてしまった

隣に立ってる 明日がもう
残されてないなんて
今まで吐いてきた嘘のツケが
一気に来たみたいだ
流れる夜景が 儚く見えて
何故か泣きたくなって
回した腕強く 握り締めた
置いていかれぬように

海へ向かう 道がもうすぐ
終わってしまうことは
ふたりいられる最後の時も
近付いてきてるということ

夜も もう深くなった
いっそ隠してくれれば良い
明日はもう他人というなら
せめて楽しませて

海に向かう道 終わるところで
ただふたり佇んで
来るべき別れから逃げるように
ただただ黙っていた
揺らぐ月明かり 弾く水面(みなも)を
泣きそうな目で見つめて
勇気出して口を 開こうとして
12時の鐘が鳴った

素直になるのが怖くて
嘘ばかり吐いていた
いつの間にかひとりぼっち
誰も信じちゃいなかった
罪深い恋と思って
口には出さなかった
それでも受け入れるキミを
信じてみたくなった

夜が終わったら もう会えないと
運命を受け入れて
最後の最後だけ この想いを
聞いて欲しいよどうか
我儘ばかりで 手のかかる子で
迷惑ばかりかけて
不器用に紡いだ 「ごめんなさい」
そして「キミが好き」だと

きつく手を握って 朝まで…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

嘘吐きの夜

(5/5追記)
南極庵さんが曲を付けてくださりました!本当に有難うございます!
http://piapro.jp/content/bynt9a74u7uykzb8

以前コラボに投稿したものです。
(以下その時のものをそのまま転載)

ふたりでいることが許される最後の夜。
ワガママを言って海に連れて行ってもらうことにした。
今まで吐いてきた嘘のツケだろうか。
明日からは、もうふたりではいられない。
そんな時間の流れから逃げるように、バイクを走らせた。

…そんな曲、だと思います。
嘘を吐くことなんて日常茶飯事な捻くれ者の別れの歌。
イメージは冬の終わり(とはいえ風は凄く冷たい)の深夜。

全体的にテンポ良く、サビで一気に高くなる感じのイメージ。
なのでいきなりかなり高いというのにたった今気が付きました。不覚。
サビBはサビだけじゃオチなかったので曲の〆として挿入。ここで落ち着くような感じ。
というかサビBって表記で大丈夫なんでしょうか。不安だ…

閲覧数:222

投稿日:2009/05/05 00:05:24

文字数:654文字

カテゴリ:歌詞

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  • 烏有_喪音

    烏有_喪音

    使わせてもらいました

    再び失礼します。
    またまた詞を使わせていただきました。
    http://piapro.jp/content/bynt9a74u7uykzb8
    それと無断で申し訳なかったのですが、サビBの4行のうち最後の1行を除いて削除させていただきました。
    それ以前の部分で表現できているように思えたのですが、もしとんでもない解釈違いなどがありましたら一旦引っ込めて作り直させていただきます。

    2009/04/30 00:38:14

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